応援コメント

第57話」への応援コメント


  • 完結、お疲れ様でした。
    過去作の再アップが多いとは聞いてますが、これは新作ですよね? なんだかんだ言いながら、この暑さの中、これだけの内容と量を仕上げられたことには、もはや畏敬の念しかありません。

    先にこの話中の一行から

    >すると岩城理事長は、どこの役職を臨んだと思います?

    ここは「望んだ」だと思われます。

    さて、いつならここで長々しく、頼まれれもしない総括を書き付けるところですが、この場では短い中ネタを二つだけコメントさせてください。

    一つは斉藤支局長の出し方。終盤に切り札的に出す助っ人というのはいいんですが、ちょっとキャラとしては強すぎるかも、と思いました。やはりこれだけの人物、序盤からぽつぽつ顔を出す存在感を作っておいたほうが、「こんなジョーカーーキャラが出てくるなんて、ずるい」という感覚も薄れるかと w。

    あと一つは、まあこれは私自身の前のコメントの未練っぽい部分もあるんですが、当初主人公は「千坂亮治の記憶を継ぐ者」みたいな登場のさせ方をしていたのに、そのネタはそれっきりだったのが物足りないというか。冒頭があれなら、もう一つ二つ何かほしかったですね。夢に出てくるという話ばかりでなくても、何かこう、突然何かのヒントが降ってきた、みたいなシーンででも。まあしかしこれはこれでインチキっぽくなってしまうのか……。

    さて、この他の感想ですが、それは別の稿に書きました。そちらもあわせ読んでいただければ幸いです。これまで、いただいたコメントにきちんとお返事していなかったことも含めて文章にしてみましたが、率直なところを言葉にしたつもりです。ご笑覧くだされば幸いです。

    作者からの返信

    コメント、おまけにレビューまで、ありがとうございます。
    確かに、斉藤支局長の登場方法については一考の余地がありそうですね。記者としての実力は高木以下ですが、社内政治的には高木以上、その辺りのところを早い段階でにおわせておいたほうがフェアなのかもしれません。
    千坂亮治に関しては、彼の事故と朱音という天才との接触から全てが始まっていくストーリーとして〝関連〟としているのですが、この作品を単体として世に送り出す場合、あまり千坂亮治が表に出てき過ぎると、逆に引っかかるようなきがしたのです。その辺りのところは〝4月戦争〟や〝ニュータイプ〟も同じです。物語が始める前提として必要だったのですが、そこにあまりページはさけない。丁寧に説明するとそれだけで1冊分になってしまいそうで……。物語の焦点もぼやけてしまう。
    もし、〝関連〟の作品がどれか一つでも世に出たなら、別の作品が「ここに繫がっているのか」と物語の深みに喜びを見出していただけるのかと。まさに、湾多様のような感想を、別な視点から抱いていただけるのではないかと考えています。
    と〝もし〟という前提で書いているのですから、中途半端だとご指摘を受けるのは当然です。
    最後の最後、これは構想段階ですが、ニュータイプが聖域を克服する物語と、千坂朱音の死の物語の2作を長編として考えています。
    それが書きあがったら、再度、シリーズを見直して書きなおすこともあると思います。
    その時まで、お付き合いいただけたら幸いです。

  • 完結おめでとうございます。

    解決出来ない事って、ありますね。
    いま考えなければいけない事と、リンクして
    興味深く読ませて頂きました。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    レビューもありがとうございました。
    〝核〟の問題は試行錯誤しなければならないことでしょう。しかし、政治的な情報公開、あるいは情報の精査は意志さえあればできることなのだと思います。
    さて、この後、物語はさらにSF風味を強くしていきます。正解はないので自由に書けるのですが、一方で、〝核〟に直面している方々(本来、国民は全てだと思うのですが)そうしたことを思うと、どうしても慎重になります。

    今後も御贔屓に、よろしくお願いします。

  •  完結、おめでとうございます。物事が全て解決するわけではなく、そもそも核処理の問題は「綺麗な解決」というものは無いのだと。そう教えられる作品でした。

     カクヨムコンの時期が近づいてますね。どうですか、参加されますか。年末に向けて、考えていきましょう。次回作、待ってます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    誤字脱字などの指摘も、ありがとうございました。とても助かりました。
    カクヨムコン、当然参加します。人気投票的なところは縁がありませんが、あれこれ創作するのが、何より楽しいですから。
    今後もご贔屓に、よろしくお願いいたします。

  • 完結おめでとうございます。
    とっても、おもしろかったです。
    そして、いろいろ考えさせられる物語でした。
    ちょうど汚染水の海洋放出のニュースが話題になっていたこともあり、興味深いエピソードが多かったです。

    難しい問題に真剣に取り組む人たち
    真実の解明と、それを伝えることを大切にする人たち
    そして、難しい問題さえも、金のタネにして私服を肥やす人たち
    完全に善悪は分けられませんが、さまざまな人たちの人間模様とドラマが描かれていました。

    それら、全部含めて、本当におもしろかったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    おもしろかったと言っていただき、嬉しいです。
    ミステリー、SF、恋愛(ちょっと苦手ですが)、分野に関わらず、様々な物語に挑戦していきます。ただ面白いだけでなく、何か一つ二つ、ためになる小説にしたいと、いつも考えています。
    趣味に合致するものがありましたら、是非、読んでいただきたいと思います。
    今後も御贔屓に、よろいくお願いいたします。