第2話
少年は目を覚ますと身体中の細胞が破壊される様な痛みや苦しみを感じていた。
(くっ、苦しいよ、なぜだ?身体が動かない、このまま死んでしまうのか?)
それが数時間続いた。
それがピタリと止まって痛みや苦しみが無くなっていた。
青い瞳の青年が「ヴァンパイアになったね、おめでとう!」って言うんだよ。
僕は「ヴァンパイアって何?」と彼に聞く。
彼は「人間の生き血を吸う生き物だよ、昔は処女の血を吸っていたけど今は汚れを知らない少年でもいいんだよ」と微笑んでいた。
青年は「僕はジョセフ君は?」と聞いてきた。
少年は「僕はケイトだよ」と答えていた。
僕はブラウンヘアーのワンレングスボブの16歳の美少年だった。
僕は山にキノコ採りに来ていた。
青年は「もう人間みたいに年をとらないし永遠に生き続ける事が出来る」と笑いながら言っていた。
そして僕にキスをしてきた。
僕は「ジョセフやめて!」と突き放した。
ジョセフは「何で?人間はこうするんだろう?」
僕はドキドキしていた。
ジョセフは「日光と木の杭には気をつけて」と言っていた。
僕は「十字架とニンニクは?」と聞いていた。
彼は「古いよ今どき、そんなの効かないよ」と答えていた。
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