第4話 ウィークエンドの夜 その3

恭平は、興奮していた。真奈と一つのベットで眠るだけでも夢のような―実際恭平は夢みていたが―ことなのに、裸で抱き合って眠る夜があるとは思わなかった。

恭平は、半袖シャツに短パンに裸足という格好で、ダブルベッドに座っていた。

独り暮らしには不似合いな大きなベットで、恭平も失敗な買い物と思っていたが、真奈と住んでからは、有益な商品となった。

「おまたせ」と真奈が寝室のドアを開けて入ってきた真奈を見て、恭平は息が止まるほど驚いた。


真奈が、冬のブレザーの制服を身に纏っていたからだ。

紺のブレザーに赤のネクタイ、チェック柄のミニスカートだった。

このコーディネートが、世間で評判となり、制服写真集なるものが出回っていた。

保護者や当の女子小学生が、制服に憧れて、志願者が集まっていたのだ。

その制服姿の真奈が、目の前にいるのだ。

「ま、真奈」

「フフ、裸の私より、この制服の私をイタズラしたいんでしょ。先生ったらこの制服の私をいつもじっと見るんだもの。それに先生、わざとペンを私の席の前で落として、拾うふりしてスカートを覗くんだもの。私も少し足を開いてあげてるのよ。私が気がつかないとおもってたの」

恭平は、何も言えない。彼女のいう通りだから…。

しかし、真奈は恭平にしなだれがかる。

(でもね、そんな先生が大好きよ。痴漢に襲われた時、先生が助けてくれて、私、どんなに嬉しかったか)

真奈は、恭平にキスをして、再び囁く。

(私は、先生だけのロリータよ)

少女の囁きに恭平は、愛撫で応えていく。


恭平は、制服のスカートに手を忍ばせて、太ももを愛撫し、ショ―ツの中心を指で刺激する。少女の吐息と震えが重なる。


夜は深まる…。

真奈も恭平も何も身に着けていなかった。

六月とはいえ夜はやや冷えるはずだ。

しかし、二人は熱く結ばれていく…。

恭平は、真奈の胸に触れ、揉んでいく。

少女は、吐息を彼の耳に吹きかける。

「あ、アン」

真奈の股間に、恭平は、手を忍ばせた。指が濡れる。

「真奈の濡れているここを舐めたい」

「アン、変態。いいよ、な、舐めて。で、でも最後までは怖い。」

「最後まではしないよ。でも、真奈の指で出してくれるか?」

「うん。出してあげる。フェラチオも覚えるわ」

恭平はうなずくと、腹ばいになり、真奈の綺麗な足を開かせて、舌を這わせた。

「あ、あ、あー!せ、先生気持ちいい」

真奈の声が寝室に響く…








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