第22話 女の子の死
青い炎につつまれて燃え尽きた母親。
そのそばで女の子がへたりこんでいる。
その女の子のもとに、罪人がやってきた。
「へへっ、かわいそうになぁ。すぐに母親と同じところに送ってやるよ」
ネイが女の子へ「はやく逃げて」と叫ぶ。
でも、女の子は動けなかった。
罪人の炎をうけて、苦しむ。
「きゃああああ!」
その姿を、ネイに見せたくなくて、強引に立ち止まってしまった彼女の腕を引っ張った。
「そんなっ」
「ネイ、走って。次は僕たちだ」
予感があった。
肉食動物に狙われるような感覚。
狙われている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます