第11話 青く燃える
ネイはとっさに女の子を抱えて、右の建物の影に飛び込んだ。
するとついさっきまで、ネイがいた場所に青い炎が着弾。
塊となって襲ってきたそれは、勢いよく燃えて、地面を焦がしていた。
「これが魔人の力! なんて威力なの!」
「おねえちゃん怖いよう」
「大丈夫よ」
ネイは女の子に笑いかけて、ふたたび走り出す。
魔人は、ネイ達から興味が失せたのか、そこらへんの建物を手あたり次第攻撃していた。
ミズクは、あっというまに燃え上がる。
ネイたちの住んだ場所は、瞬く間に青い炎に包まれていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます