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【映画感想】かがみの孤城

・かがみの孤城

　これもまたちょい前の映画。話題作とのバッティングがあり辛かったか……？　という状況だったのを覚えているが、せっかくなので遅ればせながら感想を投稿。

　※溜めてた感想はここまで。以降はぼちぼち不定期に投稿します。

　見てくれ（迫真）

　テーマとしては、それぞれに問題を抱えた子供たちのハートフルストーリー。

　ええと、ごめんなさい。敢えてちょっと悪いこと書きますね？　大丈夫！　後の感想の溜めだから！　何も他意は無いから！（ビビり過ぎだろ）

　物語としては、実は結構予定調和なんですよ。鋭い人や創作を嗜む人、特にメタ視点でシナリオ分析が出来てしまう人なら、「まあここは後でこう繋がるだろう。この謎はきっとこうだろうな……」と、中盤である程度の情報が出揃ってくるので、オチまでの流れは大体想定できてしまう。ファンタジー要素を扱うものの、そういった面での意外性はあまり無い、と思う。起承転結は、極めて単純かと。

「だから何？？？？？」

　と言わんばかりに全てを踏み潰す　　圧　　倒　　的　　王　　道。

　どこまでも丁寧丁寧丁寧に回収されていく登場人物たちの感情導線。

　物語へ上乗せして叩き込まれてくる最高の演出と音楽。

　ハッキリ言って……、コレは、ズルい。

「これ泣くしかねえだろｗｗｗｗｗ」って終盤は口元だけ笑いながら泣く羽目になりました。こっちとしては、もう完全に読み切れてた結末を、そのままお出しされたにもかかわらず、なお真っ向から叩き潰され泣かされるのだから、制作の殺意が違う。

　仮に５段階評価で点数をつけるのだとすれば、私は８つける（５段階とは）

　本当に「こういうのでいいんだよこういうので」を地で行く、王道も王道のガチ神作。見て絶対に損しない。翌週に即２回目見に行って、また泣かされました（連敗）。