第7話山に埋められそうなメガネ君
僕の兄貴はメガネをしてます、ざっ真面目な見た目。
とある人からの電話で、助けてやれよお兄ちゃん殺される。山に埋められる。今連れて行かれたよ。
そんな電話が来た。
、、、。
僕の兄貴ですか?聞き直した。
相手はヤクザ、りんりんハウス放火した組だと途中でわかった。
省略するが、僕の知り合いと兄貴の知り合いで共通の知人がいてる、ガールズバーで儲けているイケメン経営者。その経営者に仮想通貨の儲け話で3000万を借りた。
結果詐欺で兄貴は騙された。
しかし相手には関係ない、金返せと凄まれた。
相手は危ないと聞いていたが、まさかだった、兄貴にも言っていた、お金ある人らやけど元々詐欺で成り上がってる連中やから危ないから付き合ったらあかんと言っていた。
内容は経営者に聞いた、兄貴返してください、なんで?
兄貴やから何もしないでください。
だから?
なんでかえしてくれないんですか?
当たり前だろ3000溶かして返せませんって言われるならどーするよ?
こんな感じだったと思います、とりあえず兄貴から話聞いて、理由が理由ならぼく払いますから指定された場所に1人で行きますと言ったが、そんな金は無かった、現場の立て替えと未回収で苦しかったタイミングだった。
指定場所に経営者は来なかったが、ざっヤクザが居た。向こうの知り合いのお店で貸し切りで何故か人数が多かった。
連れされた時兄貴が何故僕に電話しなかったのか、なきは入れなかったと思った。
僕は無言で座り、兄貴の顔を見たら青ざめて、ひたすらすみませんと言っていた。
一つ気になるのが兄貴の横に座っていた、おっさん。
僕は相手の話をただ無言で聞いていた、ただの恫喝やったけど。
申し訳ないですけど、兄貴は金ないからおっても無駄やから帰していいですか?
と言ったら、相手がてめーもなんで助けにきたなら、今1円も払わねーんだよ何しに来たんだよと。まぁ当たり前の事を言っていたが気に食わんかった。
相手は身長185程度、スキンヘッド、ゴリラみたいなヤクザ。小さい僕が関西弁で吠えた、ほなお前の言い方なんやねん、金回収する気ないやろ、喧嘩口調で喧嘩売ってません言うなよと言ったら、やってやるよかかってこいよと言ってきた。
兄貴はもう無理だと思いやめてください僕が奴隷になりますと言って、横目で兄貴を見たら気になっていたおっさんがパニックで口をパクパクさせ、ごごごぅめんなさいって吃っていた。
僕は相手に俺は喧嘩に勝ったらチャラやからなって更に押し返したら相手が少し怯んだのがわかった。金は兄貴には無理、俺が絶対返すから返さへんかったらそっちの条件をのむといい自分から免許書を渡した、家はここやからって。
相手もそこまではっきり言い切った僕にそれ以上の交渉はしてこなかった。
返済について、3日後に話すから指定場所にこいよと言われて、兄貴を連れて帰宅した。
兄貴はもう死を覚悟していたらしく、ただ少し早く死ぬだけと自分に言い聞かせていたらしい。
兄貴は安堵し、お調子者がすぐでてきて、君はあんなんと喧嘩して勝算あったんと言われて、無いし、あれは無理やろって言ったらよくあんなバッタリ言うたねぇ〜。てかおっちゃん誰なん?って言ったらここ小宮ですぅって後部座席から聞こえた、小宮誠こいつが癖もんで僕と兄貴は騙されて、僕は無一文で大阪に帰り、兄貴も致命傷となった。
その後返済は店舗工事の半金を返済し、僕の刀と現金を合わせ約3ヶ月で返済した。
借金を肩代わりする条件に出した条件が兄貴に指いっぽんふれるな、なんかやったら金払わんから。
恥ずかしいセリフやけど兄貴は嬉しかったみたいで俺の弟はって言ってるみたいです。
面白いくだりあるんで言います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます