怠惰と嘆き
まだそれしかできないんだ。
人よりやるスピードが遅いからって、それを理由にいつも逃げてばっかり。
人に聞くのが怖くて先延ばしにした結果がこれだ。
ああなんて愚かなんだ
終わってから、全てが手遅れになってから後悔して、泣いて、絶望して
何がしたい?そうやって同情を集めるつもりか?
何度も何度も
チャンスはいくらでも与えたのに 全部無駄にして!人の好意を無下にして最後に振り絞った声は「助けてください」か?なんてゴミみたいな奴なんだ!
見飽きたんだよ。それにもう大人だろ?自分で解決しなきゃダメじゃないか
病院に行くなりさぁ
でも君は行かない、結果が怖いんだ
真実を告げられ後退することも、周りの手を借りて前進することも恐怖し、怯えている
なんて愚かなんだ。なんて怠惰な人間なんだ!
なぜ拒絶する!?これは否定ではなく救済、手を差し伸べているんだぜ?
どうせまた、否定されたと勘違いして怒り、苦しむんだろう?
そうやってまた同情を集めて最初から繰り返し。君は一生そのままだ。
死に逝く自分に13の詩を 華麗なるサクラゴン @sakuragon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。死に逝く自分に13の詩をの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます