第五話 思ったより澪のスペック高くない?

『では次に自分の扱う武器を決めましょうか』


「決めるってこの研究所みたいなとこで?結構狭いよ?」


『ウッ、うるさいですね一応ここ私の住居なんですよ?』


「えっそうだったんだ、なんかごめん...」


『いえ...良いですよ、じゃあとりあえず移動しましょうか』


「移動ってどk『パンッ』うぇぇええ⁉メーティスが手拍子したら景色変わったんだけど」


『フフンッ凄いでしょう?これは私と私の使徒にしか使えない固有スキルの[座標移動]って言うんですよ〜』


「へぇ〜そんなのがあるんだすごいね」


『ドヤァ( ・´ー・`)』


「......んで、この闘技場みたいな所で選ぶの?」


『そうです、そこの棚においてあるのが初期武器たちなのでぜひ手にとって使ってみてください、そしてドヤ顔には無視なんですね...』


「オッケー、ここにおいてあるのはえ〜どれどれ片手剣に短剣、ブーメランに弓、他にもたくさんあるな〜全部試してみたいな」


『あ~いいですよーたくさんやってください』


「やった〜ありがとうね!メーティス」


『グハッ可愛い...あの~お姉ちゃんって呼んでみてください、これは命令です』


「え、いきなりどした?まぁ家は姉が3人いるから言い慣れてるしいいんだけど。大丈夫?お姉ちゃん?」


『ここに天使がいるバタッ』


「あ~えっともうやっていいかな?」


『っは!ここは?そうでした、もうスタートして全然いいですよ時間加速でどれだけここにいても現実時間は5分にも満たないですから』


「じゃあ早速、まずは片手剣にしようかな?一応剣道で師範代だし」


 おいしょってあーそこまで重くはないか振ってみようっと


ブンッブンッあ~やっぱ竹刀とは全然違うなぁ、あれかな西洋の剣は押して切るみたいな感じで使うって聞いたことがあるし......あ、でも慣れてきたな


《片手剣の熟練度が既定値を超えましたそれによりスキル[片手剣術]が獲得されました》

《初めてプレイヤーの中でチュートリアル中にスキルを獲得したことにより、称号【慎重者】が獲得されました》


 おわっ⁉いきなり頭の中に声が響いて驚いたけど結構凄いこと言ってないか?えぇと今のステータスは

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  Neme:レイ

    種族:人間

  ジョブ:

  レベル:1

  所持金:0G

 ☆各種ステータス

  HP:10/10

  MP:10/10

  STA:60

  AGI:210

  INT:50

  DEX:110

  MIN:20

  VIT:20

  余0p

 ☆所持スキル一覧

 ・[片手剣]レベル1/10 5/100 New

 ☆所持加護

【メーティスの愛情】

 ☆称号一覧

【メーティスの愛し子】

【慎重者】     New

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おお〜増えてるなんか早くない?称号とか滅多に取得しないってテレビでやってたのに...‥‥‥あ〜メーティスシリーズが悪さしてるんだな

 は〜もういいか、もはや逆に最強目指そう、うんそうしようってかゲームってそうゆうもんだしね


「あ、そうだ説明とか見ておこうかな」 


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 スキル名:[片手剣術]レベル1/10  5/100

  効果:片手剣が扱いやすくなる(スキルレベルにより効果が変わる)

   流派に入ることができる

 剣士なら誰もが覚えるスキル、だがレベルを最大まで上げるのは修羅の道でありスキルレベルがMAXに上がっている剣士は過去を含めても5人しかいないと言われている

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 称号名:【慎重者】

 効果:MPの使用時が必要MPが2分の1に減る

 どこに行く時も準備は怠らず、慎重に過ごすものにあたえられる称号

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「お~、称号自体は何か思ったよりも地味かな?」


『いえいえ、全然そんなことはないですよ〜、詳しくは言っては駄目なんですけどこの世界だと魔力は色々なものに使えるんですよ』


「ヘー、じゃあ駄目じゃん、そうゆうふうに言ってくるって結局チートじゃん!」


『まあまあ、これからもこうゆうことが続くんですから慣れていきましょう』


「は〜もうわかったよ、とゆうか待てよ?ねえメーティスここにおいてある武器って全部試して良いんだよね?」


『はい、そうですよ〜』


「良しっだったらここの武器の熟練度を全部上げる‼」


『ドヤ顔も可愛いですねえ〜よしよし』


「頭を撫でるな!中身は男だよ⁉じゃあとりあえず片手剣から熟練度上げていくかねぇ」


『はぁ〜離れていっちゃいました、まあ良いでしょうどうせ熟練度MAXまでに心が折れるでしょうしここで訓練姿を見ておきましょうか〜』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る