第四話 はじめてのちーと
『では次にステータスを設定しましょう!』
「お~待ってました」パチパチ
『では今からステータス画面を出しますね〜』
「あ~でてきた、やっぱホログラムみたいな感じなのか」
『まぁゲームって言ったらこれだろってエンジニアスタッフの方々が言ってましたよ』
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Neme:
種族:人間
ジョブ:
レベル:1
所持金:0G
☆各種ステータス
HP:10/10
MP:10/10
STA:10
AGI:10
INT:10
DEX:10
MIN:10
VIT:10
余400p
☆所持スキル一覧
無し
☆所持加護
【メーティスの愛情】
☆称号一覧
【メーティスの愛し子】
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ほうほうヘーって⁉
「メーティスの愛情とメーティスの愛し子ってなんだよ!」
『あぁそういえば申し遅れました、私は
わーお、とってもきれいなえがおだなー、っは!危ない危ないあまりの情報量に脳がショート仕掛けてたわ
「えっ女神なの?しかも【メーティスの愛し子】ってなに⁉こんなの多分だけどチュートリアルもやってないのにもらえるようなものじゃないでしょ‼」
僕の数々のゲームをプレイしてきたこの灰色の脳細胞がちーとだって叫んでるよ〜
『あ~それは私が澪様のアバターを作ったからですね〜少し私の成分を混ぜたので実質私の子供みたいな感じになったのでしょう』
「そーゆーことねって成分!?僕の体って何か混ざってんの?」
『私女神なんで大丈夫ですよ...多分』
「その多分は怖いんだけど...」
『まあまあとりあえず詳細を見てみましょうよ、ちなみに詳細は見たいスキルの名前を押せば出てきますよ』』
「おっけー まずは【メーティスの愛情】を見てみようか
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加護名:メーティスの愛情
内容:全種魔法に対する被ダメージの軽減
一部NPC達から畏敬されるようになる
環境による妨害やダメージを受けなくなる
ステータスポイントが+300される
叡智の女神メーティスに[興味]も[友愛]も[加護]をも超えて愛されている者の証
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「えっやばくない?普通に考えて全魔法耐性にスリップダメージ無効なんて一つのスキルにいれていいもんじゃないでしょ‼」
はぁ〜もう一つのも見たくないんだけど確認しとかないとなぁ
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称号名:メーティスの愛し子
内容:一部条件が揃うと神格化する
スキル熟練度が上がりやすくなる
スキル取得条件が緩和される
経験値が多く得られるようになる
進化条件が緩和される
叡智の女神が自ら創り出し愛した子の証。
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わ〜最近のVRMMOって手の震えから冷や汗まで全部再現されてるんだな〜あはは、は???
『アバター作りとても頑張ったのでこれは当然です!』
めっちゃドヤ顔じゃん、なんか最初見たときは深窓の令嬢みたいだな〜綺麗だな〜思っていたのになんか今だと残念なお嬢様みたいに見えるこの不思議
「まぁいい効果しかないからいいんだけどさ〜なんかバレたらヤバそうだよな〜」
検証班とか考察班とかに永遠と追いかけられそうだなこれ
『あ、そういえばあなたのアバターネームを決めてませんでしたね。どうしますか?』
うーん、どうしよううかな〜なんかいままでは適当に《あああ》とかで済ませてたから思いつかん
『なら澪という漢字のもう1つの読みであるレイという名前などはどうでしょうか』
「お~いいね、かっこいい気に入ったよ」
『そうですか~なら良かったです』
「そしたら、次は何するの?」
『え〜では次に自分のステータスを振ってもらいます』
「おっけーわかったじゃあどんなステ振りにしようかな〜」
このアバターだと小さすぎて余り攻撃は当たらなそうだし魔法は耐性である程度防げるからスピード特化にしよう!
そして振り終わったステータスがこちらになります!デデンッ
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Neme:レイ
種族:人間
ジョブ:
レベル:1
所持金:0G
☆各種ステータス
HP:10/10
MP:10/10
STA:50
AGI:210
INT:50
DEX:110
MIN:20
VIT:20
余0p
☆所持スキル一覧
無し
☆所持加護
【メーティスの愛情】
☆称号一覧
【メーティスの愛し子】
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うんうん、やっぱおかしいわ
あの称号の効果でステータスポイントが+300されてるから数がおかしいもん
なんでまだスタートしてないのにAGI200超えてんの?なんかおかしくて笑えてきたよあっはっは
『スピード型ですか〜まだあんまいないんですよねぇ、頑張ってください!』
「うん!頑張るよ」
『じゃあこれでステータス設定は終わりですね〜次に行きましょう』
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