第六話 集中力の化け物か?

《片手剣の熟練度が既定値を超えましたそれによりスキル[片手剣術]のレベルがMAXに上がりました》

《プレイヤーの中で初めてレベルMAXのスキルを覚えたことにより、称号【到達者】を獲得しました》

《基礎スキル[片手剣術]のレベルがMAXになったことにより派生スキル[刀][剣鉈][曲剣]が習得可能になりました》


「ううぇえ⁉いきなり声が聞こえたと思ったら何か凄い色々言ってなかったか⁉」


『ん〜、あ、やっと飽きたんですね少し寝てしまいましたよ、ってほんとにレベルMAXまで上げたんですか⁉』


「え?そうだけど、とゆうか好きなだけやっていいって言ってたでしょ?」


『でも本当に上げきるとは思わなっかったんです〜‼だって見てくださいよこれ⁉今までの時間を現実で過ごしていたら2ヶ月間ですよ?いくらここがゲームだからって普通は飽きるものなんですよ!』


「ヘ〜、って2ヶ月もたってたの⁉ここって夜がないしお腹もすかないから全然わかんなかったよ...」


『まあ別にここでどれくらい過ごしていてもほとんど時間は進んで無いから良いんですけどね...』


「そうなの?じゃあ他の武器も試しておこうかな〜とゆうかその前にさっきの声でステータスに何か増えたっぽいから見ておこうっと」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  Neme:レイ

    種族:人間

  ジョブ:

  レベル:1

  所持金:0G

 ☆各種ステータス

  HP:10/10

  MP:10/10

  STA:60

  AGI:210

  INT:50

  DEX:110

  MIN:20

  VIT:20  

  余0p

 ☆所持スキル一覧

 ・[片手剣]レベルMAX  New

 ☆取得可能スキル一覧   New

 ・[刀]          New

 ・[剣鉈]         New

 ・[曲剣]         New

 余10p

 ☆所持加護

【メーティスの愛情】

 ☆称号一覧

【メーティスの愛し子】

【慎重者】

【到達者】        New

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ええ⁉何か色々増えてないか⁉なんかステータス欄の ☆取得可能スキル一覧ってゆうのとかも増えてるし、とりあえず説明を見てみよう」


 まずは[片手剣]から


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 スキル名:[片手剣術]レベル10/10   MAX

  効果:片手剣が扱いやすくなる(スキルレベルにより効果が変わる)

     流派を創れる

    MPを消費して自分の技を創る事ができる

  剣士なら誰もが覚えるスキル、だがレベルを最大まで上げるのは修羅の道であり最大に上がっている剣士は過去を含めても6人しかいないと言われている

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ほ〜、最初のと比べるとできることが変わってるって分かるな、えっと流派に入れるじゃなくて創れるになってるしその下の技が創れるってなんだ?


 あっ下のフレーバーテキストみたいなのが一人増えてる...まじかーやばいなぁまあいいか


「ねえねえメーティス、このMPを消費して自分の技を創る事ができるってどうゆうこと?」


『あ~、例えば剣に魔力を纏わせて飛ばすとかをできるようになって更にそれを自分の流派に登録できるようになるんですよ』


「あ~、だからレベルMAXになってから追加されたわけか〜って、ん?そう言えば称号の【慎重者】って使用MPはんぶんだよね?」


『はい、そうですよ〜』


「さっき言ってたのってこうゆうこと?」


『これも含まれてますよ〜』


「つまりまだこうゆう系があるわけね...よし考えるのやめっ!」


『そうですね〜...いちいち動作が可愛いですねボソッ』


「あ、そうだった【到達者】の内容も見ておかないと」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 称号名:【到達者】

 効果:レベルMAXのスキルの効果を1.5倍する

 プレイヤーの中で一番早くスキルレベルをMAXにしたものにあたえられる称号

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「うわぁ、ぶっ壊れだこれも。でもだんだんなれてきた気がするな〜」


『ではこれからどうしますか?まだここで心置きなく訓練してからでも出発して良いですよ』


「そりゃあもちろん訓練してからでしょ‼」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る