第2話 ジャズ

 川島は、四十歳になるまでの今までに、一度結婚をして離婚を経験しているバツイチであった。

「離婚というのは、結婚の何倍もきついものだ」

 と言われているが、まさにその通りで、大学を卒業し、就職した会社の事務員を普通に好きになり、普通に結婚した。交際が二年だったので、結婚は二十六歳だった。

 入社しての一年目は、仕事を覚えたりするのに必死だったので、恋愛という意識はなかったが、一年目の冬くらいから次第にまわりを意識するようになると、いるではないか、気になる女性が。

 話しかけようと思いながらもなかなか話しかけることができず、悶々とした気持ちを抱いていると、まわりが敏感に察してくれてて、何かと声を掛けてくれる。

 本当は、退屈な毎日に刺激がほしいと思っているまわりは、ほとんど面白半分だったに違いないが、川島は、そのおせっかいが嬉しかった。口では、

「あんまり言わないでくださいよ」

 と言いながらも、顔はニタニタしていたに違いない。

 そんな川島を見ながら、まわりもさらに囃し立てる。お膳立ても用意してくれるほどの入れ込みようだ。

「温泉の招待券があるので、二人で行けばいい」

 と言って、彼女を誘うように促された。

 しかし心の中で、

――断られたらどうしよう――

 という思いがあったのも事実で、まわりの人はそこまで考えてはくれていないだろうと思いながらも、無責任だと言って責めるわけにはいかない。

 そうであれば、前に進むしかなく、誘うしかないではないか。もちろん、招待券をくれた人もそこまで計算しているとは思わないが、少なくとも背中を押してくれたことは確かだった。

「招待券もらったんだけど、よかったらご一緒に行きませんか?」

 と声を掛けると、彼女は、

「喜んで」

 というではないか。

 待っていてくれたとでもいうのだろうか。

「案ずるより産むがやすし」

 という言葉はまさしくこういう時に使うのだろう。

 まわりがお膳立てをしてくれた方がうまく行くというのはこういうことだろう。

 だが、川島はその裏でもっと怖いことを考えていた。

――もし、うまく行かなければ、まわりには全員に知られていることとなり、失恋のショックを引きづりながら、まわりが二人のことを知っているという意識を持たないわけにはいかない――

 と感じた。

 つまりは、二人だけの問題ではないということだ。

 自分の仕事上での立場や、男としての自分の本性を見られるということだ。そんな時、自分がどうなってしまうのか想像ができなかっただけに、恐ろしさもあったというのが本音であろう。

 いよいよデートの日は近づいてくる。一週間の間があったが、その日が来る迄は本当に、指折り数えて待っていたという言葉そのものであったが、実際にその日が来て、彼女を誘ったあの日を思い起こすと、まるで昨日のことのように思えてくるから不思議だった。

 温泉というもの自体も、あまり経験がなかった。郊外の山の中腹くらいのところにある場所に、温泉施設として、露天風呂に家族風呂、そして、休憩用に個室が使えるということだったので、何となくであるがイメージはついた。

「あそこは食事がおいしいから、じっくり味わってくればいい」

 と、招待券をくれた人が教えてくれた。

 温泉というと子供の頃に親と行った記憶はあるが、あまり楽しかったという感じはなかた。何も娯楽はないし、ただ部屋が用意されているだけで、表に出ても散策するところもない。日本庭園などが広がっているだけで、大人が楽しみのにはいいが、子供には楽しくもなんともなかった。

 その記憶があるからか、最初温泉の招待券を貰った時も、一瞬顔がクモったのではないかと思ったくらいだ。

「温泉というところは、親くらいの年齢の人にはいいかも知れないが、それ以外は別に楽しくもなんともない」

 と子供の頃に感じていたので、今も変わっていないと思っていたからだ。

 だが、実際に来てみると、結構落ち着けるのでビックリした。

――なるほど、温泉というのも悪くないな――

 と感じたが、

――でも、それだけ自分があの時の親に近い気持ちになっているということか?

 という一抹の不安もあった。

 部屋に入って落ち着くと、そのままゆっくりする時間がもっとあればいいとさえ思った。子供の頃は、一時もじっとしていられなかった気持ちがウソのようである。しかもその日はせっかくデートにということで招待券までもらって一日を一緒に過ごす初めての機会をもらったではないか、何か少しでも進展させなければまずいではないか。

 招待券をくれた人に対してもそうだし、時間を割いて自分に付き合ってくれた彼女に対してもそうだ。いや、彼女が付き合ってくれたのが、自分を意識しているからだとすれば、余計に進展させなければ、男としてのプライドと、彼女の立場がなくなるのではないだろうか。そう思うと、緊張感もないでもなかったが、ここが温泉であるということも考慮しても、落ち着いてばかりはいられないのではないだろうか。

 部屋に入ってから、十分ちょっと、会話がない。何を話していいのか分からない。彼女もこちらからの言葉を待っているのか、何も言わない。こういう時というのは、最初にすぐ会話に入ってしまわないと、何を話していいのか分からずに、何を言おうかと改まって考えると、堂々巡りに入ってしまうのだろう。結局、言葉が何も出てこなくなるようだ。

――せっかくのデートなのに――

 学生時代にも、デートをする機会がなかったわけではないが、あの時も会話にならずに、すぐに相手から、別れを告げられた感があった。初めてのデートなので、別れる別れない以前の問題だったのだが、とにかく会話にならないことが一番の問題だったのだ。

 そのことを分かっていたはずなのに、学生という立場ではなくなると、そのことをすっかり忘れてしまったということだろうか。

 いや、会話をしなければいけないという意識はあったはずだ。意識はあったのだが、行き当たりばったりで、何も考えていなかった。彼女が自分から会話を進んでし始める女性ではないということも分かっていた。そもそも、会話に長けているような女性であれば、自分が好きになるようなことはないと思っていた。

 自分が会話が苦手なくせに、相手に苦手な会話であっても、主導権を握られるというのは嫌だという意識があった。

 わがままなのも分かっている。だが、自分たちのようなカップルを他人事のような目で見ればどう思うだろうか、そう思うと、自分が彼女を気に入った理由も分からなくもなかった。

「微笑ましいと思うに違いない」

 と感じているのだ。

 お互いに、会話もなく初々しい姿は、まるでお見合いの席のようではないか。まだ若かった頃なので、お見合いというのを意識したことはなかった。よくテレビドラマなので、お見合い写真を持ってくるおせっかいなおばさんに対して、何とか遠ざけようとする人をよく見ることがある。

 学生時代などは、

――やっぱり、人に決められるのではなく、自分で決めた相手と結婚するのが最高だよな――

 と思っていたが、次第にその感覚が変わってきた。

――お見合いだって、出会いを演出してもらっているだけで、好きになってしまえば、そこからは同じではないか――

 と思うようになってきた。

 見合いを経験したことはないが、自分がその立場になって、相手がよほど気に入らない相手に見えなければ、

「会ってみたい」

 という思いくらいにはなるだろう。

 会ってみて必ず気に入るというわけではなく、会ったからと言って、絶対に結婚しなければいけないわけではない。。昔のように許嫁のようなものは今の時代にはないのだからである。そういう意味で気楽に合うことは別に問題ないのだろうが、話を持ってきてくれた人に対して、そこまで礼儀を尽くすかというところは逃れられない問題であった。

 もし、付き合い始めるのであれば、いいのだが、断るのであれば、いくら相手も断られることは慣れているとはいえ、断り方次第で、今後の対応も変わってくることを考えると、なかなか一筋縄ではいかないだろう。

 ただ、今回は見あいというわけではない。相手は知らない相手ではなく、自分が少なくとも好意を抱いている人である。

――相手はどうなのだろうか?

 もし、相手が自分のことを嫌っているのであれば、おせっかいな人はいないだろう。

 世話を焼いてくれるということは、少なからずの脈ありだと思っているからこその世話焼きであって、まさかトラブルをわざと起こそうとなど考えているのでなければ、少なくとも相手も自分のことを、

「憎しからずや」

 と思っていることであろう。

 それを思うと、楽しめばいいのだと思って気を楽にしてきたのだが、最初に会話ができなかったのは、気を楽にしすぎて気を抜いてしまったからなのだろうか。なきにしもあらずであるが、精神的に余裕を持ちすぎたために陥った落とし穴だったのかも知れない。

 その温泉の個室の中ではジャズが流れていた。

――こんな温泉にジャズなんて――

 と思ったが、室内の音楽は有線放送が独自に敷かれていて、音楽チャンネルを自分でチョイスできるサービスになっていた。

――きっと、前に入った人がジャズを聴いていたんだ――

 ということは一目瞭然だった。

 彼女の名前を言っていなかったが、彼女は名前を百合と言った。皆からは、

「百合ちゃん」

 と呼ばれていたので、名字が何だったか思い出せないほどだった。

 川島の会社では、

「百合ちゃん」

 と呼ぶ。

 ちなみに彼女は別れた女房ではない。百合ちゃんと付き合うことになってから、女房が自分のことを好きだということに気付いたのだったが、それはまだ先のことであった。

 温泉では結局ほとんど喋ることもなく、その日は終わったが、別の日に、百合ちゃんから夕飯に誘われた。

「川島さん、この間の温泉のお礼に、夕食をご一緒しませんか?」

 と言われた、

「ええ、もちろん、誘ってくれて嬉しいです」

 と、川島も二つ返事であった。

 そのお店はステーキハウスのようなお店だった。少し暗めの雰囲気で、内装が木造になっているのを見ると、川島はなぜかアメリカの西部の舞台を思った。

 その理由の一つとして流れてきたBGMがジャズだったことと、内装を見れば見るほど、西部の酒場のイメージを思い起こすからだった。

 イメージは視覚と聴覚から与えられた感覚が交互に襲ってくることで、そう思わせたようだ。

 ミディアムレアのステーキを注文した二人は、まずは食事を堪能した。一緒に出てきたビールを半分くらい飲んだ後、川島が話しかけた。

「なかなか洒落たお店をご存じなんですね」

 というと、

「ええ、たまに来るんですよ」

 と言っていたが、実はこれは方便だった。

 川島に招待券をくれた人が、この店の情報を教えてくれて、百合をけしかけたのだ、二人は知らなかったが、お互いにこのおせっかいさんから翻弄されていたと言ってもいいだろう。

 だが、嫌な気はしなかった。このことが分かっても、結局、後から笑い話として笑い飛ばすだけのことだったので、おせっかいさんの作戦は成功したと言ってもいいだろう。

 おせっかいというのは、今も昔も普通に存在する。一歩間違えば誰もがおせっかいさんになれる。それがなれないというよりもならないのは、おせっかいを焼くタイミングが分からないのだろう。おせっかいというのもタイミングが必要だ。それを自覚していないとうまく話を持って行けず、双方から嫌われて終わってしまうという実に損な役回りということになるだろう。

 お店に入ると、そのお店にもジャズが流れていた。どちらかというとジャズは苦手なタイプだったが、お店で聴くジャズというのは悪くない。

「百合ちゃんは、ジャズが好きなの?」

 と聞いてみると、

「ええ、そうなんです。川島さんもそうでしょう?」

 と言われた。どこでそう感じたのだろう?

「どうしてそう思うの?」

「この間の温泉でジャズが流れていたのをじっくりと聴いていたでしょう? あれを見て、川島さんもジャズが好きなんだわって思ったの」

「なるほど、それでジャズが流れているお店を選んでくれたというわけだね?」

「ええ、そうなのよ」

「百合ちゃんは、ジャズのどういうところが好きなの?」

 と聞くと、

「ジャズというのは、音楽のジャンルどれにでも言えることではあると思うんだけど、特に高度な演奏技術が必要だと思うのね。西洋楽器を使って、アメリカという世界を描き出すという意味で、異色な感じがするの。特に私は吹奏楽器が好きかな? トランペットであったりサックスであったりね」

「僕も吹奏楽器は好きだね。サックスやフルートなどいいよね」

 そう言って二人はやっと意気投合し、会話になったというものだ。

 二人の間で他に趣味的な共通点がなかったこともあって、結局、付き合いに長続きしなかったが、百合ちゃんとジャズについて話をしてからというもの、ジャズという音楽ジャンルよりも、彼女の言っていた、

「西洋楽器をアメリカをイメージして演奏する異色な音楽」

 という言葉が気になっていた。

 百合とは自然消滅だった。どちらからともなく連絡をすることがなくなって、気が付けば別れていたのだが、別れたというほどお互いに付き合ったという記憶もなく、

「いないなら、いないでも別にいい」

 というほど、アッサリとしたものだった。

 川島の今までの失恋の中で、ここまでアッサリとした失恋はなかった。どちらかというと、アッサリしすぎていたために、付き合ったと思われる時期は半年だけだったのに対して、

「逆に一年くらいだったのではないか?」

 と思うほどだった。

 機関の感覚のずれが大きければ大きいほど、そのずれた分の期間を無駄に過ごしてしまったのではないかと思ってしまう。別に無駄に過ごしたわけではないが、その期間、自分の頭の中で百合を打ち消そうと無意識に感じていたような気がして仕方がなかった。

 そんな時に毎朝の通勤で気になる女の子が現れたのだ。

 それが本当に百合と別れるきっかけになったのかも知れない。お互いに付き合っているのかいないのか、中途半端な気持ちでいただけに、別れるには何かのきっかけが必要なのに、付き合っているという確証がないために、そのきっかけがなかなか掴めなかった。

 きっかけは自分で掴まなければいけないのに、お互いに付き合っているという意識が薄すぎたため、惰性から一緒にいることに違和感がなかった。そのため、関係が深まるというきっかけもなく、どっちつかずの毎日がただ平行線を描くように続いているだけだった。

「きっかけなんて、理屈じゃないんだ」

 と考えることができれば、もっと早く別れていたかも知れない。

 普通の恋愛であれば、未練というものがあるため、少しでも長く付き合っていた方がよかったと思うこともあるだろうが、二人の間にはそれはなかった。あまり未練の中で引きづってしまうと、別れがつらくなるというのもあるのだろうが、別れの辛さをその時の川島は知らなかった。

 考えてみれば、子供の頃から自然消滅が多かった。

 相手から言われることもなければ、こちらからいうこともない。ある意味自然消滅が一番楽な別れ方だと、無意識に感じていたのかも知れない。ただそれは、

「本当に好きになった相手がいない」

 ということでもあり、別れた後で、少し未練が残ったこともあった。

 もちろん、それを未練だと思っていなかったので、何か気持ち悪さが残ったというだけだったが、失恋とは別の次元のものだった。

 逆に言えば。次元が別だっただけに、違う次元での失恋ということも言えるだろう、本当の失恋を知らずに、このまま成長していくということを、その時の川島はどう思っていたのだろう。成就しなければ、失恋をわざと苦しむことなどないとでも感じていたのであろうか。

 通勤で出会う女性は、まだ二十歳過ぎくらいであろうか、朝の通勤時間なので当たり前のことだが、笑顔など一切出さない凛々しい姿ではあるが、

「もし、彼女が笑顔を見せたら」

 と思うと、ドキッとしてしまった。

 なぜその時、その女性に、

「笑顔を見せたら」

 などという感情が湧いてきたのかは自分でもよく分からないが、そんなことを感じたのは初めてのことだった。

 同じ駅で降りようようだが、会社は少し別の場所にあるようだ、それでも同じ駅を利用しているというのが川島をドキドキさせた。これは、百合ちゃんにも感じなかった感情だった。

 百合ちゃんに対しては自分が意識したというよりも、まわりの方が過敏に反応しただけで、川島の方では、そうでもなかった。今までの恋愛と同じで、どこか流されてしまうところがあるので、相手にもそれが分かるのか、付き合ったとしても、次第に遠ざかっていく、そもそも好きなのかどうなのかも分からない状態で付き合っていた相手なので、遠さ買っていく人を追いかけることもなかった。

 もちろん、付き合っていくうちに相手のことを好きになるということもあるだろう。しかし川島にはそんなことはなかった。

 離れて行きたいと思っている人を、無理に引き留めるだけの理由が自分にあるわけでもなく、相手から、

「どうして引き留めるの?」

 と聞かれでもして、答えられなかったら、ショックを受けるのは相手よりも自分だと思った。

 考えてみれば、自分から好きになった人が今までにいただろうか?

 どちらかというと相手が自分を意識していたり、まわりから促されて、そんな気になったりと、恋に関しては、積極性はなかった。

 いや、積極性のないのは恋に限ったことではない。他にもたくさんだっただろう。将来の夢も別に何かを持ったという時期もなければ、仕事をしていて、何か目標があるわけでもない。

 目標がなければ、積極性など出てくるはずもない。目標達成に向けて努力するのが積極性というものではないかと、川島は思っていた。

「だったら、自分に積極性なんてあるのか?」

 と自分に問うてみたが、

「あるわけないよな」

 という即答が返ってくるだけだった。

 会社が近いということで、どこに勤めているのかくらいは知りたいと思った。あまり露骨につけていくと、それこそストーカーの疑いを掛けられてしまう。それだけは決してあってはならないことなのだが、今までになかった積極性が急に出てきた自分にビックリしていた。

 彼女はどうやら文具関係を扱っている勝者に勤めているようだ。その会社の本社というわけではないが、主要な支店であることには違いない。

――いつものあの凛々しい姿で仕事を毎日こなしているんだろうな――

 と思っていると、彼女の笑顔というのが、かなりレアな気がしてきた。

 誰かと一緒に飲みに行ったり、カラオケに行ったりする雰囲気には見えない。いつも一人でいるのが似合っていそうだ。だがこれはあくまでも川島の勝手な想像であり、実際にはどうか分からない。

 だが、男性社員に対しては、決して笑顔を見せないタイプに思えた。やはり彼女が男女問わず同僚に笑顔を見せているところは想像できなかった。

 彼女の笑顔と、そして普段の凛々しい姿、結びつけることが難しく感じられた。

 そんな時、彼女を見ていて頭に浮かんできた音楽はジャズだった。

 軽快なリズムにサックスやフルートの吹奏楽器が奏でるリズムは、まさにアメリカ風の音楽であった。

 そこに西洋楽器という異色を感じさせることは、一種のギャップなのだが、彼女に感じた普段の凛々しさと、想像する笑顔とのギャップも似ているのではないかと感じた。

「だから、頭の中にジャズを感じたのかな?」

 と思ったが、彼女にはどちらかというと、クラシックの重厚さも捨てがたい感じがしたのだ。

 そんなことを感じていると、風が冷たい時期になってきて、晩秋の匂いが次第に冬の寒さへと変わってくるのを予感していた。

 その彼女が結婚する相手になるなどとは、その時には思ってもみなかった。

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