DXリラックス綿棒
「新しい商品を思いついて、試作してきたから君で実験してもいい?」
「いいですけど、どんなのですか?」
「DXリラックス綿棒だよ。綿棒って気持ちいいでしょ?それで波の音って心地いいじゃん。だから海の音が聞こえる綿棒を作ってみました!というわけだから片耳貸して」
「わかりましたけど、音の大きさ気をつけてくださいよ」
「わかってるよ。商品化した時はちゃんと制限かかるようにするよ。じゃあいくよー」
「…今は制限掛かってないんですか?まあちゃんとしてくれればいいですけど。どうぞ」
「じゃあいくよ」
「はい」
「…」
「ひゃっ」
「⁉︎ どうしたの。音量大きかった?」
「いえ、あの」
「?」
「綿棒が音で振動して…めちゃくちゃくすぐったいです」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます