第8話 ラグビーワールドカップへ!

言葉を選びながらもやっと言えた自分に拍手を送っていた。

 神戸重工のラグビー部は優秀で、大柄の泰一はナンバー8としてフォワードの要だった。

 あれは全国ラグビー選手権の神戸重工と、四菱電機の決勝戦。

 これに勝てば、サムライジャパンとして、ラグビーワールドカップに出場出来る権利が貰える!レギュラー選抜制だが、きっとスタメンになれる自信があった。

 泰一はウイングの八束孝と連携してジャッカルを仕掛けて来た四菱のスクラムハーフにノックオンをさせる様なパスワークを用意して待っていた。

 試合は中盤、ハーフタイムが終わった後の40分後、惨劇は必然的に起こった!

 ラインのモールで、ボールを奪った後、ウイングがパスワークをしてボールをライトウイングに回す!

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