第2話 嬉いて欲しい

み間違い」

 一話のタイトルを決めたつもりが、小説のタイトルになっていたの巻。


 いや、巻じゃねーよ。どんだけ使うの慣れてないんだよ、きみ。と思われた方は、ぐっと飲み下してください。たぶん、カプセル型の錠剤を飲むよりは容易いはず。


 あまりにも堅苦しい言い回しが多くて、無理して頑張って書いてる感が出てしまったので、どうにかこうにか自分の思考に近い話し言葉を交えつつ書いていこうかと思います。

 なお、誤字脱字があれば直しますが、変に気張って更新、投稿できなくなるのが嫌なので、こちらのエッセイに関しては、推敲はほぼしないです。あしからず。


 さて、第二話です。今回は本題に入る前に、まず私がなぜ言い間違い、読み間違いを引き起こしてしまうか、自覚できている原因から語らせてください。


 ぶっちゃけた話、怖いんです。

 ――あ、この人、私の話を聞いてくれないかも。

 ――私の話なんか面白くないよね。……すまねぇでござんす。

 ――沈黙が続く間に、他のことをしだして、どっか行っちゃうかも。はひゃー。


 と、思ってしまうと、話すのを諦めてしまう自分がいる。(……すいません、ござんす、に至っては若干口調を盛りました)

 だから、自分が諦めないように早く話そうと、考えをまとめる前に喋りだす癖がついてしまっている。

 原因の一つのとしては、『聞いてもらえない寂しさを覚えるのが怖い』、そこが大きいのかなと。


 だから、文章にして伝えるのは凄く気持ちが楽で――助かる!


 お手紙、二次創作小説、SNSでの発信。

 チャットとかもありますが……個人的には、一方的に語れる、文を綴れる上記のものにだいぶ助けられています。

 誰かに伝えなくてもいいことに関しては、日記や雑紙に書き殴って終わればいいんですが、何かしらの形で想いを伝えたい、残したいときには本当に助かっている。


 と、ここまで書いてから一度文を置き――次の日の朝になりました。

 このように、放置しても公開しなければ文章をつなげることも可能。時間という概念をも置き去って、伝えることができる。読み手に回っても、一度区切りをつけたり、自分のペースで読むことができる。


 もちろん、声には声しかない表現方法があり、対面して話すことでしか伝わらないこともあるでしょう。その為、話すことも嫌いではないのですが、なにを話そうか考えながら話していると、余計なことを言って撃沈することも多く、話を流されたり、ちゃんと聞いてもらえないことも。私の話術が乏しいと判断されたならそれまでなのですが、やはり話してるのに聞いてもらえないのは寂しいもの。


 伝えたい言葉を聞いてもらえると、単純に嬉しい。その嬉しい気持ちを、どこかで返したい。聞いてる人が少しでも嬉しい気持ちになれるような、そんな文章を多く残せたら、それこそ嬉しいな、と思うのでした。

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