第8話.天使が仲間……?
「だ、誰推しですか……?」
「「はい!?」」
……え? 今なんて言った? あ、日本語がわからないわけじゃなくて。
いや、推しとかの話を僕たちにするのはまだわかる。誰がどう見てもオタクコンビだしね。あんまり周知されてて嬉しい内容ではないけども。
そうじゃなくて、問題なのはその話を僕たちにしてるのが天使、ということだ。
あの超優秀の彼女が"推し"って言った……?
「え、えーと、どゆこと?」
僕と同じで祐希も意味がわかってない様子。
まぁ、天使に屋上に呼び出されたと思ったら、いきなり推しとか言い出すんだもんね。
「……まぁ、つまりは私もアニメとかVTuberとか、そういうものが好きということですよ」
まさか、天使が僕たちと同類なんて……。
「えぇ……他の人だったらすぐ信じれるけど相手が天使だからなぁ」
それはそう。天使から急にそんなことを言われてもさすがに信じ難い。
「うーん、では
スゥ……。
ふぅ、流石に自分だったから反応しそうになったけど、それはいったんおいといて。
どうやらオタクと言うのは確定みたいだね……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます