クライマックス後半

双葉:麻生にロイス取得、そしてそのままタイタスにして消化。ダイスを10個増やします。コンセントレイトと滅びの一矢。これでもダイス14個なんだよなぁ


(双葉は従者型なので本体のダイスが少ない。それを補うためのタイタス昇華)


双葉:……あと1で乗るな。ジェネシフトします、1Dを宣言して……1!


GM:なにこのぴったり


双葉:これで万全。……(ころころ)……達成値22。

   でめぇぇぇぇぇ


GM:麻生はガードしますが、もう<砂の盾>は使えない。ガード値2だ。どうぞ!


双葉:ダメージ66


直人:やはり固定値は正義……(半分ぐらい直人のバフの力)


双葉:彼女は弱いと思っている。だからこそ彼女は武器に頼った

   自らレネゲイドを高め、少しでもいいから力を得ようとする。

   そして身の丈に不相応な銃を更に改造を施した特別な銃を放つ

   彼女に志木の様な芸当はできない。だからこそ自分が扱える限界まで威力を高めた銃で敵を穿つ


GM:愚直なまでに固められたその力は、『強い』一葉と同源のもの。紅き力を込めた弾丸は、一葉の、そしてこの支部の者達が打ち砕いた鎧のさらにその先へ――


   的中。麻生の身体が仰け反り、揺らぐ


   「――ッ、何を何をオオオォォオ! もう少しなんだ、邪魔をしてるんじゃねぇよ! クズ共が! 貴様らは、俺に踏み潰されてりゃいいんだ! オオオオオオ!」


その傷が無理やりに塞がっていく。キュマイラの化け物性の発揮――だが、その命は最早短く少ない。蘇生復活です! 次いで加速する刻で再行動!


双葉:「まだ生きてるの? その力がうらやましいし、私の力の無さが憎いわ」


GM:浸蝕率が一番低い人に攻撃という事で……では、立花に攻撃しましょう。装甲で一番攻撃止めてるし、エフェクトも安いからな……。

   <コンセントレイト>+<大蛇の尾>+<命の剣>……達成値28


立花:暴走状態でリアクション不可なのでライフで受ける


GM:おらぁ!40ダメージじゃ!止まるかな……?


直人:立花さんの装甲28なので実ダメージ12ですね


GM:生きとるわコイツ

   死にもの狂いに一撃は、しかし防がれる。その後ろの仲間には、一撃たりとも通らない――


立花:「へっ、そんなへなちょこテレフォンパンチがテメエの全力かよ、麻生ォ!」


GM:「てめぇごとき……なぜ、俺は最強の力を、手に入れたはずがアアアアァァァ!」


双葉:「志木君、あの硬さうらやましくない?」


直人:「ありがたいし、仲間として頼もしい限りっすよ」


――ここでGMが描写から推測したPL達に「麻生の体力はそう残っていない」と明言する。すると満場一致で「ここはPC1に決めてもらいたい」となり、また天音自身も「やりたい演出がある」ということで




天音:それじゃ、天音動かせてもらいます。それでいいならGMに聞きたい事が!


GM:ほう


天音:桐坂将の完全獣化の見た目教えてください


桐坂将の完全獣化はそうだな、天音のそれよりも幾分か機械的で硬質な印象の身体だ。ラビットタンクのタンク(※シナリオの元ネタ


立花:タンクタンクかな


GM:ここでようやくラビタンになりそうな感じだ


天音:じゃあGM、付き合ってもらうぜ


   「桐坂、アンタ力を貸すって言ったわよね」


GM:「あぁ。君には既に力を貸しているつもりだが……まだ、僕の出番があるのかい?」分かったように


天音:「あるに決まってんでしょ。そもそも、これはアンタが原因でもあるのよ…でも、だから、もっと力を貸しなさい。その代わり────右手だけ、貸してあげるわ」そう言って、完全獣化を使います

   その完全獣化はいつもと違う。角は同じだが──その右手だけ、天音の完全獣化とは違う機械的な右手となる


GM:『喧嘩は苦手なんだけどね』愉快気に、男の声が弾んでいるのを天音は感じる『やれやれ、乱暴な事だ――僕の最後に残った絆(ロイス)は』


天音:「男でしょ? 最後の始末ぐらいは自分でやりなさい────行くわよ、桐坂!!」そして、飛ぶ。自らの意思で動く体、自らの意思ではないが、思った通りの動きをする右手を携え今、剛腕が振るわれる──


   マイナーで完全獣化。そしてメインでコンセントレイト、獣の力、神獣撃で麻生を殴ります……が


   ここで桐坂のロイスをタイタスに昇華。C値を下げる!


――――回想。クライマックス冒頭、桐坂と天音の会話への反応――――

直人:(訳:天音さんは変態のロイス、切ろう!)

双葉:あらかじめタイタス化か?

天音:まぁメタ的に言うとロイス切れって事よなぁ

GM:変態だからって切り捨てるのね!

立花:仕方ないね


ここの会話はGMが用意したギミックのヒントだった。桐坂に主導権がある天音の肉体だが、彼のロイスをタイタス昇華する事で主導権は天音に移る……というものだ。

シナリオをよく把握していたPL達は全員がこのギミックに気付いていた

――――――――――――――――――――――――――――――――――


天音:侵食114。さぁて、ダイスは……(ころころ)……達成値42!


GM:麻生はガード! 「桐坂アアアアァァァ!」


天音:「これで────『終わりだ!!!』」ダメージ70!


GM:「ヴェノムハザード。お互いの最期に一つ、良い事を教えてやろう。パンドラの箱の底には希望が眠っているんだ。随分と乱暴だったけどね」天音の意思を超えて、拳が振り抜かれる


   「俺は、俺はアアアアアァァァ!」その一撃で、麻生の身体に溜め込まれたレネゲイドの力が臨界を迎え――最早、身体を支える事も出来ず砕け散った


天音:衝撃に、角が砕け散る。されど今回は左側の角が、ボロボロではあるが頭に残る。

   だが、機械的に変化した右手は……まるで光のように、消え去った


GM:レネゲイドの爆発を引き起こし、天音はそこに立っていた――戦闘終了、皆さんの勝利です!












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