ミドル5天音、異変

GM:拳を振り抜いた後、あなたは気を失います。あなたの意識は暗闇の中に閉ざされます

   けれど、その後ろから見ている立花には、天音はただゆっくりと拳を降ろしているように見えます



――この時すでに天音のコマはGMが操作していた。以降、「天音」と表記されているものはGMの発言である

  天音のPLは自分のコマを持たないまま発言をしている事になる



GM:志木、双葉の二人も教会の中に駆け付けて構いません。ゆっくりと、『天音の身体』は窓を見上げています


立花:「天ちゃん……?」心配と警戒半々で

双葉:「……!? これは」

一葉(従者):「どうなってるのかしら?」

直人:「外は双葉さんと一葉さんの活躍でなんとかなりましたー。そっちも大丈夫そう……うん?」


天音:立花に振り向いて「あぁ……そんな顔をしていたのか。思っていたより、ふふ、老けてはないな」


   その表情は、およそ天音には似つかわしく大人しい、というより神経質そうなものだ。


直人:「……天音さん、じゃないな、あんた」


天音:「悪いな、説明している暇はない。向こうに人を待たせてあるんだ」と志木に応えますよ


   「しかし、私は天音だ、のインパクトの瞬間に目覚めたか……ふむ、それが乖離のキーとなったのかな? いやはや、どう作用するかわかったものでは……」と独り言をつぶやく


立花:「行かせるとおもうか?」


   「せめて体は置いてきな。そいつァてめえがどうこうしていいもんじゃねぇぞ、トカゲ野郎」ガンを飛ばす


直人:「……りっさん双葉さん一葉さん! お願いします!」


双葉:「行かせるわけ無いでしょう!


天音:「攻撃しても良いが……あぁ、信じるかはそちら次第だが。私を刺激し過ぎると天音が危ないぞ。なにせ私……あぁいや、僕にはこの子のロイスはない。少しの刺激でジャームになりかねない」


   「不安なら発信機でも何でもつけておくと良い。『ヴェノムハザード』にどうこう言われない限り外さない事を約束するよ。僕が行かないと、恐らく君にとってもあいつにとっても不本意な事になる。半端な結果が一番ごめんだ」


立花:「ハッタリもそこまでにしな。逃さねェ、って言ってんだよ。てめえに拒否権はねえ」とにじり寄る


GM:天音の身体を借りた誰かは肩をすくめるだけだ。彼我の戦力差は把握しているらしい。


   無理にでも捕えるか、逃すか。ここで分岐します


――――ぶっちゃけタイム――――

GM:実は、麻生は最後に倒される構成にするつもりだったんですけど、戦力の分散でそこがアドリブになってしまいまして。

   で、麻生と共に天音の身体を奪ったこいつが撤退!という流れがなくなりまして


   この選択肢は想定外のものです。俺のアドリブに付き合ってくれよな(笑顔


天音PL:どうしましょ。個人的に逃がしても良さげではあるが


直人:個人的には捕らえておくに1票ー。当然あまり傷付けないこと、が条件ですが


立花:シナリオ的には捕えようとするが逃げられるってのがドラマ力高いと思うの


GM:肉体の達成値で、天音VS他四人で勝てば無傷で捕らえられるとしましょう


双葉:私的にはメタ読みですが最後は戦線復帰するだろうから逃がしていいかなぁ。と

   判定的には勝てそう


(一葉はチェーンガンを持つために【肉体】の能力値が高い)


直人:GMが逃がしてほしそうですし健闘虚しく……にします?w

   個人的にダイスは振りたいから振るけど!


GM:では、そういう形でいきましょう。アドリブに付き合ってもらっても良かったんだけどねw

――――――――


――天音の身体を奪った敵を捕らえるダイス

  双葉が7,直人が18,一葉が23を叩き出した

  GMのダイスは17.直人一人にも負ける体たらくである(というか直人が能力値に比してやたら高い)


立花:天音×直人……ありだな(カプ厨)


GM:では、捕らえようとする三人と一体ですが、まだ連携の取れていない双葉、そして『天音』を通して癖を知られている立花と志木の隙を突いて彼女は逃げ出します

紙一重、百回に一度も成功しないだろう逃走劇が起こる


   天音の姿をした誰かは去っていく「――結果を待つと良い。『ヴェノムハザード』と君達の決戦は終わってはいない」



――――幕間のロイス取得タイム――――

双葉:志木に 表P感服/N 憎悪でロイスを取ります

   「うらやましい力ね、感服するわ。全く憎んでなんかないわよ」感服表ですし


直人:酷くない? こちらは赤口さんにダイスで決定

  (ころころ)……同情と不信感。うん?


   「いやーあそこまで自虐的なのはちょいとね。従者もまた本人の力なのに、その従者が強くて拗らせる。俺から言わせりゃ、彼女も十二分に超能力持ちの超人だってのに。面倒なモンだね、どーも」

   「というか、流石にあっちが微妙に攻撃的なのに心を開けるほど俺は人間出来てない。一応、指示に従ってくれるのは有りがたいけどさ」


天音:僕も赤口さんに取ろうかな(ころころ)……誠意、不信感


双葉:あまりの力のなさに同情されてしまったわね。そして頼れないからかしら? 不信感持たれてしまってるわ


GM:その態度だと不信感もたれるよなぁw


双葉:「こういう性格で力に対して何か言ってくると思いますが、根はいい子なので仲良くしてあげてください」って霧谷さんが言う


GM:霧谷さん、絶対自身を持ってほしいと思って色んなとこに派遣してるよ……


立花:そういえば直やんにロイスとってなかったからこの機にとっておこう……

   慕情、猜疑心。一番出てはいかん奴出たぞ


   (喧々諤々とした後で)

   慕わしい自体は心惹かれ懐かしく思う感情という意味もあるらしいので、その有能さに若かりし日の兄の姿を重ねているってことにしよう

   「直やんを見てると、上の兄貴を思い出しちまうよ」とこうなんか晩酌のときに言ってたみたいな感じで


双葉:真砂さんにも取りますか、今度はダイスで……好奇心と不安

   乗り物なら私も力をごまかすことが出来るかもと好奇心。ただ私に使いこなせそうにないと不安


直人:……ロイス枠あと一つ開けときたいので取りませんが、一葉さんへの感情振ってみますか。(ころころ)……慕情と疎外感

   「ぶっちゃけ双葉さんより一葉さんのが付き合いやすい。というかああいう感じの女性、嫌いじゃないんだよね。まぁ、わりと距離感じるけど」

  

双葉:まぁ、マイナスしか言わない人をあまりポジティブに見れないですよねw

――――――――























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