第31話「トロール海戦」

 俺たちのいる島は名前がなく、俺たちが勝手につけた、ブォルノヴィッシュ島となっている。そこから南に行くとトロール海という海が広がっている。偵察部隊によると、敵はすでにトロール海に防衛線を引いてるらしい。そこを我々の最高火力で捻じ伏せる。

 空母、戦艦、空母には零戦の他に、戦車も積み込んだ。陸上にすぐ上がり敵の拠点を制圧するためだ。歩兵もスタンバイさせた。今日の夜、夜襲を行い、敵を壊滅させる。


*******************************************************トオルがこの世界を完全に掌握する前の年代は紀元前と言われ、その後は西暦となっている。紀元前24年アズマトオルによる軍勢が初めて大陸に侵攻を開始。後にトロール海戦と呼ばれる戦いである。

*******************************************************


 まもなく敵が見えてくる場所になり全員が警戒体制を張り巡らしている。ようやく灯りが見えてきた。おそらく敵海軍の、戦艦だろう。敵は気づいて居ないが、ここはもう射程圏内なので早速主砲で一隻を沈める。とても大きな音共に敵艦は大破。その瞬間に全ての敵艦が灯りを付けた。こちらに気付き攻撃を始めようとするが。すでに発艦させた零戦により制圧。たまにくる攻撃も戦艦には傷一つつけない。

 


ーーー空中

 向こうからついに敵の空軍もやってきた。小型のドラゴンに乗り攻撃をしてくるが零戦の機動力はドラゴンを上回った。そしてその機銃でどんどんと撃墜。空中部隊はヘマをした兵士は数人墜落。


ーーー海上

 たまにくるファイヤボールが直撃した兵士が数人倒れている。それに威力の高い魔法は戦艦をも揺らしている。そぉ、この海戦は3日間に及び続き。トオルの軍も多少の犠牲を出しながらも勝利。早速大陸に侵攻していく。




    次回「馬と戦車、ブォイド上陸作戦」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る