第30話「絶望」
それにしても、血の気の多いやつだな。獣人は。さっきから睨んでくる。
「嘘をつくな!
「じゃぁ誰かこいよ?殺ひ…しにきてみろよ!」
やっべ、噛んだ。
「ふざけるな!この劣等種が!」
そのセリフと共に1人の獣人が飛び出した、猫耳だから心が痛んだが一瞬で切り捨てた。その瞬間に騎士団が静まる。このタイミングであのセリフを言おう!
「えぇ皆さんが無抵抗になるまで僕は1人処しました」
まぁこんなとこでやっても城が壊れる。そんなことをアイコンタクトで不死鳥に伝えると。不死鳥が手を叩き、俺、バハムート、フェンリル、不死鳥、数人ずつにわけた獣人族の騎士を転移させた。
俺には団長、副団長、それから相当腕の立つものたちだ。
「なぁ、俺のこと殺してみろよ、劣等種なんだろ?」
「団長、冷静に全員で殺しましょう。」
そして全員が同じタイミングで俺を殺しにくる。俺は地面にアイテムボックスを人数分展開、地面を蹴りその反動で出てきた大剣が、獣人族の騎士を刺す。流石に団長と副団長はギリギリで避けたが、もう倒れそうだ。
「最後くらい楽に殺してやるよ」
そういい、刀を捨てると副団長が飛びかかってくる。俺は腰にあるリボルバーを取り脳天を撃った。ついでに団長にも。あとは、バハムートたちがどうにかするだけだ。そのあとはこの事実を元にして、獣人の国を滅ぼす。
ーーーフェンリルvs魔法攻撃隊
「あれ?俺の相手は魔法使いなんだ」
「おい!同じ獣人として情けないではないか!」
「はぁ?」
「あんな劣等種に肩入れして何になる」
「あのぁ、まず一つお前らと俺は違う。俺は神獣だ。」
「そ、そんな!神獣があんな劣等種に肩入れするわけない!」
フェンリルはキレて全員の首を刎ねる。
「あんなんでも一応主人なんでね。馬鹿にされるのはあまり気持ちが良くない」
ーーーバハムートvs拳士
「おやおやおや?我の相手は貴様らなのか。我はバハムート、神獣じゃ」
「神獣があんなのに従うわけがない!」
「分かってないのう、貴様ら、我が主人は我ら神獣全員で掛かっても今では勝てないほどに強大、もう貴様らの団長はあの世じゃ」
「ふざけた事を抜かすなぁぁぁぁ!」
「貴様らいつになったら気づくのじゃ?自分たちが死んでると言うことに」
その瞬間兵士たちの体からは血飛沫が上がり、辺り一体血の海になった。
ーーー不死鳥vs剣闘士
不死鳥は飛ばされた瞬間目の前の敵を全て焼き尽くした。
「熱い!あ゛づい、あ゛つ゛い゛よぉ゛ぉぉぉ」
苦しみにもがき続ける獣人の騎士たちは次々と燃え尽きて灰も残っていない。
ーーー王城
「はじめよう、すべての人類を、滅亡させる」
次回「トロール海戦」
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