第25話「魔王軍駐屯地」

 街を出て歩き約14キロここから先は魔王領となる。そのため警備があらため忍び入るしか無い。その後も問題がある。この先の街は魔王軍の駐屯地になっているのだ。そのうちの一つを叩き俺らの拠点とし、少しづつ駐屯地を叩いていく。

 それから30分歩き続けようやく魔王領に忍び込めた。警備はあったがバハムートにのって空から侵入。ドラゴンはその辺にいるため、デカいなぁとしか思われなかった。それからどんどんと進み魔王軍駐屯地①が見えて来た。

 これから魔王軍駐屯地を叩き拠点とする。まずはバハムートが魔法で城壁を破壊。不死鳥は上から偵察。破壊された門から俺とフェンリルが突撃。兵士は皆殺し、住民は抵抗しないなら保護。

「はじめろ」

「仰せのままに」

全員が戦闘体制に入った。バハムートが魔法を放つ。フェンリルが不死鳥より情報を貰い突撃。俺も同じく。フェンリルが見張りを全員殺している間に赤く染まった門を俺は潜る。兵士や抵抗するものは全員ライフルで撃ち抜いた。

「城主が逃げている。」

「はぁ民の為に戦えないとは、城主失格だな。」

俺はすぐさま城の頂上へ立ち。バレットを構える。照準を逃げる馬車の中に居る城主に合わせる。

「死ね」

大きな音と共に馬車の中に血飛沫が上がる。

「任務完了。全員城内で集合」

 こうして1つ目の駐屯地を占領した。 

〜魔王城〜

「最前線の駐屯地が落ちました。」

「相手は?」

「言わずとも分かっておられるのでしょう?魔王シーハルマーサ様」

「よく分かっているわね」

「一つの駐屯地に軍を集めますか?」

「そんなことしても意味ないわよ。でもやらないに越したことはない。」

「了解です」


 俺は他の駐屯地も攻めていきようやく最後なんだが違和感がある。というのも今までの駐屯地に敵が居なかったのだ。最後の駐屯地に全員が集められてるのではないかと思うが関係ない。全て殺すまでだ。





      次回「最後の駐屯地、魔族大陸」

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