第20話「バハムート擬人化」

 俺とバハムートは約20日間に及び戦い続け、両者共にボロボロ、2人が最後に繰り出した一撃は同時に当たった。3秒間静止したのち、どちらも倒れたのは。数分後俺は目を覚まし前を見てみるとバハムートはまだ倒れている。俺の目的はやつを仲間にする事だから生存確認、後に治療、仕方なく治癒魔法を行使し、安静にしておき、アイテムボックスにあった料理を食べていると。バハムートは目を覚ました。

「我は負けたのか」

「引き分けに近いが俺の方が早く起きた、俺の勝ちだ」

「そうか」

「仲間になる気はあるか?」

「負けたのだ、貴様の仲間になろう」

「これより契約の儀を行う」

魔法陣を描き、バハムートを中に入れ、俺の血を魔法陣へ注ぎ魔法陣に魔力を流し、光らせ、契約終了。

「なぁバハムートよ、小さくなれんのか?」

「なれるぞ?」

バハムートは人型になった。服は着ていた。

「お前、メスだったのか」

「さてはお主、我をそういう目で見ておるなぁ?」

「自己肯定感高くて良いな。ニヤつきすぎてキモイぞ」

「ナンジャと?お主はまずその仮面を取ったらどうじゃ!」

と、俺は仮面を取られる。俺の素顔を見たバハムートは、モジモジしている。

「仮面返せ」

仮面を取り返し装着。

「ここにはお前以外に神獣は居るのか?」

「うむ、あと2体おるぞ、次に会うとすればフェンリル、その次は不死鳥だ。」

「早速フェンリルのとこに行くぞ。」

「行かなくて良い」

「なぜ?」

バハムートは何も言わずに大きな間の奥を指刺した。よく見ると、狼のような何かが来ている。俺は超速再生があるので、もうピンピン、いつで戦えるから大丈夫。俺1人でやる。

「お主よ、フェンリルは強いぞ?」

「あぁ知ってる。だが俺はお前の力を少し持っている。」

フェンリルが来た。

「バハムートよ、なぜ人間如きに負けた!貴様、神獣としての威厳はあるのか!?」

「あるよ!正々堂々戦い我は負けたのだ。」

「ならばそこの人間!俺に勝て、バハムートが負けたということを納得させろ!」

「やってやるよ。」

俺たちは睨み合う。




            次回「フェンリル」

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