第14話「アリスvsマヤ、王女の過去」
さぁて次の試合はアリスとマヤか、どんな試合になるんだろうか。まぁどちらが勝つにしてよ優勝は俺だがな。
「なぁ、トム、どっちが勝つと思う?」
「アリステレアかな。正直分からない」
「私もそう思う」
全員が分からないらしい。
そのとき、スタジアムの廊下でアリスは過去を思い出していた。それは3歳の頃、初めてマヤと模擬戦をした時だった。その時のマヤとアリスは仲がよかった。しかしその模擬戦で2人の関係はギクシャクしていくことになった。その関係は今日まで続いていくことに。そう、アリスは模擬戦で負けてしまった。悔しさでマヤを無視したことにより関係が悪化した。
早速試合が始まる。トムとリアスは相当悩んでいる。どちらが勝つかを。
「さぁ!第2回戦!アリステレア王女殿下対騎士隊長の娘マヤ!試合!始め!」
アリスが動いた、それに反応しマヤも構える。アリスがマヤの剣を振り上げる。マヤが避ける。そしてそのままマヤが振り上げ、アリスが受ける。ただパワーがマヤの方が強い。アリスは後ろに下がる。そこからは凄まじい剣の撃ち合いが起きた。2人ともだんだん疲れてきた。ここからさらにマヤが速くなる。アリスは防戦一方。アリスの剣が飛ばされた。俺も、トムも、リアスもアリス負けると思ったが、アリスが、マヤの剣を拳で殴って粉々にした。そこからは殴り合いになった両方負けられない思い出殴った。最後は共に同じタイミングで顔面を殴った。倒れたのは。
「勝者は!マヤだ!」
アリスだった。アリスは泣いていた。だがこれをきっかけに彼女たちは仲は戻った。
俺は明日の第二試合に備えて寝る。
次回「マヤvsトオル、この世の秘密」
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