第6話「動物共鳴、魔王軍四天王」

 フォンターナを倒した後動物共鳴というスキルを手に入れたことをリアスに伝えると、

 「それで安全地帯を見つけられますか?」

 「任せろ」

ということです鳥と共鳴し、森を散策させた結果水など生活に必要な物もあり敵もいない安全地帯を発見、見ただけでも戦闘は行われていることが分かった。それを避けながら移動することにした。

 ドラゴンを倒した時に手に入れた千里眼で罠などに注意しながら進んでいったので一瞬で安全に行くことができた、その間もいくつかの動物に偵察をさせているので敵がきたらすぐに対応できるようになっている。しかし、謎の違和感を感じる、何もきてないはずなのにこちらに真っ直ぐと向かってくる強い奴、まさか!

 「リアス!岩陰に隠れて伏せろ!上だ!」

リアスはすぐに移動した、その後瞬く間に上から、何かが降ってきた。

 「お前だな?魔王様のような圧倒的な力でドラゴンを沈めたと言うのは。」

 「だったらどうする?」

 「魔王様に影響を及ぼしかねない、排除する。」

 「へぇ、てか誰だよ?」

 「申し遅れたな、我は魔王軍四天王の一角、トリテラス」

なんで魔王軍の四天王なんだよ、まぁ戦うしかないようだな。

 「俺はアズマトオル、ただの学生さ」

すぐに前へ跳び、トリテラスの前に行ったとこで顔面にパンチをお見舞いした。

 「なぜ避けなかった?」

 「ふん。貴様の強さを把握するためだ。(速すぎる、こいつは強い」

その後すぐに後ろへ回り込んだ、流石に気づかれる気がしたので後ろを振り返る前にしゃがみ込んだ。

 「どこだ!」

 「下だ」

トリテラスの顎にアッパーを、入れて、倒れそうになった足に横から回し蹴り、吹っ飛んだところに…

 「舐めるなよ、小僧!ロックバズーカ」

岩?手をクロスにして防御したが、石屑のせいで周りが見えづらい、岩の隙間から剣の先端が見えた。

 「?!」

 「トリテラス、お前の突きはこんなもんか?」

咄嗟に人差し指と中指で挟んで止めれたが、少し驚いた。

 「まだだ!」

トリテラスが振り翳してきた。

 「剣を抜いた相手に素手で挑むのは、無礼か、ならば」

鞘から刀を抜き、トリテラスの剣を止めた。

 「こちらも武器を取る。」

トリテラスの剣を流し、隙ができたとこに渾身の一撃トリテラスの身体が真っ二つになった、次の瞬間倒れたと思ったら傷が回復して。後ろの風景が割れ中から誰か出てきた。

 「全くトリテラスめ使えない奴だ。」

とトリテラスを持ち上げて時空の狭間に入り消え去った。

 こんなことがあったせいでいつのまにか殆どのパーティが壊滅または食糧を手に入れられずリタイア。俺たちが一位になった!



       次回「アリステレアの買い物」

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