第4話「入学式、公爵家の娘」

 無事獅子寮に合格し俺はSクラスに入った。入学式がそろそろ始まる。新入生代表は王女殿下のアリステレアかと思いきや、公爵家の娘「フォンターナ」とても美しいと評判だが、アリステレアは

 「あなたは大丈夫だろうけど、惑わされないでよ?」

おそらく性格はゴミなのだろう。また、入学式では在校生代表の言葉もあるらしい、在校生の代表はアリステレアの兄「アルラ=ソリエスト」未来の王様でアリステレアの兄、兄弟仲そこまでいいわけではないようだ。

 そんなことを考えてたらフォンターナの挨拶だ。

 「皆さん私たちは試験を突破した強気勇猛な人たちです。だからこそ平民だからなだと軽蔑せず、私は幅広い人たちと、仲良くなりたいです。」

 歓声が上がった。そして次がアルラの話だ

 「この学校において家柄は関係ない、力が全てだ、つまりこの学園都市内では家族だろうと平民の言うことを聞かねばならぬ場合もある。それを心得よ!」

うわぁ厳しそう。

「それから、決闘を挑むことができる。負けたものはそのものの言うことを聞かねばならない!」

ほう、楽しそう。入学式が終わった、パーティがあったが任意参加なので数人と共に学園から出た。

〜次の日〜

 「すみません、お隣いいですか?」

 「うん」

 誰だったかな?見覚えはあるのだが…

 「おい!フォンターナさんが何処の馬の骨かもわからないやつと座っている!」 

あぁ、思い出した。こいつは公爵家の娘フォンターナだったな。他にも席は空いてるのに。後ろを見てみたらアリステレアが鬼のような形相でこっちをみていた。まぁ俺はフォンターナの顔は整ってると思うが、別に好きではない。

 「きゃっ!アリスが睨んできた!」

 「私を馴れ馴れしく呼ぶな!」

うわぁ、入学早々喧嘩かよ。と言うかこれでフォンターナが女子から嫌われる原因が分かった。それから、

 「あんまりくっつくな。」

抱きついてきたフォンターナを振り解き別の席に移動しようとした時。すげぇ美人がいた!すかさず

 「隣座ってもいいか?」

 「どうぞ」

 「ありがとう」

おし!フォンターナから離れられたし美女の隣座れたし!最高だ!

 「あの、この後の授業も、パーティ組みませんか?」

 「別に良いが…」

なぜだろう喜んでいる。



次回「初めての授業、フォンターナとの決闘」

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