第7話 予行演習

 門倉刑事が鎌倉探偵の事務所を出る頃には、すでに日は落ちていた。

「もうこんな時間になっていたのか」

 と感じたが、結構充実した時間であったことには違いない。

 雑談も結構あったが、そのほとんどは事件に関する話であり、ただ横道に逸れたというだけでそのたとえ話も門倉刑事の中で噛み砕いて考えれば、自分を納得させるに十分な話だったような気がする。綾音の自殺か事故かという発想から始まり、モルヒネについて、密室について、そしてイヌのプチについての話と、門倉刑事の頭の中でモヤモヤしていたものを、解きほぐすだけの材料になっていた。

 まだ、それらがうまく結びつかないので、事件解決といいゴールは見えてこないが、ここからは一つ一つ積み重ねていくことで、それらが事件解決のヒントになるような気がした。

 今まであれば、どんなに新たな事実が出てきたとしても、整理できていない頭で考えたとしても。結論の出る考え方が浮かんでくるはずもなく、ゴールどころか、どこを目指しているのか分からくなることだろう。

 そういえば鎌倉氏も言っていたではないか、

「難しく見える事件ほど、分かってみると単純なことはない。ただしどこから導くかによって、間違った道に進むかも知れないので、そこが要注意だ」

 言葉に違いはあっても、ニュアンス的に似ているだろうと理解していた。

 そんな一歩間違えればミスリードさせられてしまいそうな話が翌日の聞き込みから明らかになったのだが、まだその時はよく分かっていなかった。

 翌日の相変わらずに聞き込み捜査だった。地道でお世辞にも楽な仕事ではないが、これが刑事の仕事の代表のようなものだ。聞き込みに関しては警察に協力的な人もいれば、警察というだけで、胡散臭い顔をする人もいる。

「警察は、人を疑うのが商売だというが、本当にそうだよな。自分たちが何を置いて一番偉いとでも思っているのか、殺人事件だということになれば、こっちが言いたくないことであっても、『人が殺されているんだぞ』と言って恫喝すれば、いくら相手のプライバシーの奥深くに入り込むことでもしゃべらせていいと思っていやがる。いくらそれが事件に関係がないかも知れないことでも、いくら、それを喋った善意の第三者の家庭でその夜離婚騒ぎになり、最終的に離婚などという最悪の結果を招いたとしても。誰もその保証なんかしてくれないからな。何様のつもりなんだよ」

 という話を聞かされたことがあったが、実際にそうかも知れない。

 普段は、

「市民のための警察」

 などと謳いながらも、自分たちが捜査のためには特別に許された特権でもあるかのように振る舞い、証拠はなくても、アリバイがないというだけで拘留して、阿漕な取り調べで白状させようとしたり、警察にお取り調べを受けたというだけで、世間は白い目でみるということを分かっていないのかと思われている。

 法律は、

「疑わしくは罰せず」

 ということになっているので、罰するためには白状させるしかない。

 ただ、実際には白状して、検察に渡されることになれば、そこから先は検察と弁護士の戦いになるが、その時の取り調べが大きな問題になることもある。

「警察から拷問のようなものを受けて、ウソの自白を強要された」

 などと裁判の時点で言い出す場合もあるからだ。

 そのため、今は取り調べに関しても昔のように閉鎖的ではなく、ちゃんと正規の取り調べが行われたということを、警察側が立証できなければいけなかったりする。そういう意味で事件解決において、自白というものの信憑性がかなり低いものになっているのも分かるというものだ。

 警察はよほど確証を持っていない限り、自白をそのまま信用してはいけないと思っている警察関係者もいるかも知れない。

 自白を早めにしておいて、起訴させた後で、裁判でひっくり返すということもあるだろう。何しろ問題は証拠であって、裁判で争われるのは、ほとんどがその証拠の信憑性であろう。

 それは証人に対しても言えること、事件に利害関係の存在しない第三者の証言が決めてとなることも多いカモ知れないが、それも冤罪を生むという意味で、取り扱いには十分に注意をしなければいけないだろう。

 地道な捜査を続けていると、なかなかうまく証言を引き出せない時もあれば、偶然に聞いた話がヒントになることもある。これはまさにそんな状況にピッタリであったかも知れない。

 あれは、あらかた近所の聞き取りも終わり、門倉刑事が、

「現場百篇」

 という言葉を再度行った時だった。

 現場百篇とは、犯罪捜査の基本と言ってもいいが、

「犯罪現場には、必ず何か事件を解くカギとなるきっかけのようなものが残っているので、百回現場に訪れてでも、慎重に調査すべきだ」

 という意味での犯罪捜査のバイブルと言ってもいいくらいの言葉である。

 さすがに百回というのは大げさであるが、一通りの捜査で事件解決への道が開けなかった時や、糸口すらつかめない時は、現場に戻るという発想は、この言葉がなくても、警察官のような捜査のプロであれば、無意識にも行うことではないだろうか。

 それを思うと、門倉刑事は再度自分が現場に戻るたびに、

「俺はやっぱり刑事なんだな」

 と感じるのだった。

 その日は、凶器が発見された場所にも再度訪れて、

――どうしてこんなとこるに凶器を放置しておくんだろう?

と感じたが、これも単純であるが、感じるべき疑問であった。

 本来であれば、犯人は凶器を隠すか、それともどこか分からないところに捨ててしまうかという選択をすることになるのだろうが、どうしてこんな見つかりやすいところに放置状態にしてしまったのか、それがどうにも腑に落ちない。

 そもそも凶器から足がつくことが多い。指紋の問題もあれば、その入手方法、さらには犯行に用いるまでに誰かに同じものを持っていることを知られる可能性がある。

 となれば、考えられることとしては、

「凶器を見つけてもらいたかった。しかし、すぐに見つかっては困る」

 ということで、少し離れたところで見つかるように細工をしたという考え方である。

 それであれば、

「凶器を隠さない」

 という理屈は分かるのだが。

 凶器を隠さないという行動への理屈にはならないのだ。

 必ず行われたことに対して何らかの意図はあるものだ。凶器を見つけてはほしいがすぐに見つかっては困ると考えるのは、一見矛盾しているように見えるが、そうでもないのかも知れない。

 凶器をすぐに見つけられたくないというのは、、まず凶器から分かることをできるだけ遅くして、死亡推定時刻などを曖昧にするとかであるが、しかし、死体はすぐに見つかっているのであるから、それはありえない。次に考えられることは、やはり、凶器から着く足をなるべく遅らせたいという気持ち。だがそれなら持って行ってしまった方が早いだろう。ここにも凶器が発見されないと困るが、早くては困るという矛盾が、引っかかってくる。

 ただ、凶器が見つかったというのも、ある意味偶然ではなかったか。見つかった凶器は公園に捨ててあったのだ。誰かが探して見つかったわけではなく、子供が偶然に見つけたものだ。

 ということは、見つかるまでの時間はさほど関係ないのではないか。見つかったのはその日の昼過ぎであったが、ひょっとすると、午前中だったかも知れないし、もっと遅い時間だったかも知れない。まさかとは思うが、次の日かも知れないだろう。

 となると、凶器を捨てた場所に、さほどの問題はないのかも知れない。どちらかというと、

「発見されなければいけない凶器なのだが、犯行現場とはなるべく離れたところで発見されること」

 このことが重要だったのではないかと門倉刑事は考えた。

 発見されたのは公園だったが、もしそれより遠かったらと考えると、いくら殺人事件が発生した近くだとはいえ、すぐにそれが凶器だと認識されないかも知れない。それよりも、まず子供に発見させることで、子供が怖がって親に相談することで、親はすぐに警察に通報すると考えたのかも知れない。もし大人が普通に発見していれば、ひょっとすると気が動転してしまって、警察に通報するタイミングが遅れて、警察に疑われるのを恐れるようになって、通報しないかも知れない。

 しかし、子供が発見したのであれば、通報はまず誰もがするだろうという考えであった。その考えにはほぼ間違いはないだろう。

 ということは、この犯人は今度の犯行に細心の注意を払っているのではないかと思う。人の首を切るだけの残虐性から、猟奇殺人なのか、それともかなりの恨みがあっての大復讐劇なのかという様相を呈していたが、こうなると、完全に計画的犯罪という意識をもたなければならない。

 ただ、そこに何かの完全犯罪を計画しているようには思えない。完全犯罪というのは、ある程度の時期になって、犯人がある程度確定されてくるが、捜査が続くにつれて、犯人と思しき人物の無実がどんどん証明されていくようなそんな犯罪ではないだろうか。

 鉄壁のアリバイを持っているなどというのが、その最たる例になるだろう。

 門倉刑事は、その場所からマンションまでを普通の人のスピードで歩いてみた。マンションの入り口までは五分ちょっとくらいであろうか。エレベータに乗って、部屋の前まできて、そして中に入る。本当は逆のルートなので、若干時間的には違いはあるだろうが、全部で十分くらいであろう。

 もちろん犯人はいくら計画性を持って犯行に及んだものだとしても、犯行を犯しておいて、平然とそのあたりにいられるほどのふてぶてしい人間にも思えない。犯人像がまったく現れてこないのが、その証拠であろう。

 そう考えれば犯罪者の心理として、しかも殺人という大罪を犯している人間であれば、特に、

「早く現場から立ち去りたい」

 と考えるのは当然のことであろう。

 犯人の逃走経路や犯行後の彼の行動も問題だが、何よりも解決しなければいけない鉄壁な問題があった。

 それは、

「部屋が密室であった」

 ということだ。

 部屋が密室であれば、考えられることは、昨日の鎌倉探偵の事務所で話をしたことであり。

「まずは自殺、そして、犯行時間の錯誤、いわゆる死亡推定時刻をずらすということ、そして犯人のアリバイ証明」

 などであろうか。

 そうなると、まずは自殺だが、凶器が公園で発見されたのだから、犯人が持って行って捨てたのだろうから、それは考えられない。

 次に考えられるのは、死亡推定時刻をごまかすことだが、よくあるのは、温度を変えることで死亡推定をずらすというやり方だが、クーラーもついておらず、タイマーが掛かっていたわけでもないという。温度調節はされていなかったことを思うと、これも考えにくい。

 最後の犯人のアリバイの問題であるが、これは最初から問題外だ。何しろ、今のところ犯人に結び付けるものが発見されていない以上、密室にするそもそもの理由がない。

 となると、犯人を特定できないように、密室にすることで、捜査をかく乱するという作戦であろうか。

 それにしては、ここまでできたのだから、他に何か考えていてもよさそうだが、今のところ何も見つかっていない。

 この事件に関しては、ある程度の側面からの事情は分かっているが、肝心なところが完全に抜けている。まるでドーナツ化事件とでも言えばいいのか、空洞化した事件と言えるだろう。

 そうなると、この事件は、案外と複雑そうに見えるのだが、それはあくまでもまわりの側面だけが分かっているから、そのすべてが微妙に結びつかず、ハッキリとしてこないだけなのかも知れない。

「複雑に見える事件ほど、分かってみると、案外簡単な事件だった」

 などというのも、このドーナツ化事件の特徴ではないかと思っている。

――ちなみにいっておきますが、この「ドーナツ化事件」、あるいは、「ドーナツ化犯罪」という言葉は、門倉刑事が勝手に名付けたものであり、実際の犯罪捜査とは因果があるわけではありませんのでご了承ください――

「この事件は、思ったよりも単純な事件なのかも知れない」

 と、そう思って門倉刑事は、この事件に望もうと思っている。

 やっと現場に戻ってきた門倉刑事は、管理人から預かったカギを持って、もう一度中に入った。

 警察は基本的に二人以上で捜査することになっているので、彼には若い刑事が一人ついていた。

 門倉刑事は、この署ではベテランとまではいかないが、犯罪捜査において、いくつもの「手柄」を挙げていた。もちろん、その功績には鎌倉探偵の助力は不可欠であったが、彼の捜査には一定のビジョンもあり、上層部も一目置いているので、捜査に関して、あまり文句を言う人はいなかった。

 可読rさんの操作方法は勉強になります」

 と後輩に言われてまんざらでもない表情になる門倉刑事は、

「誰か自分の手本になる人を見つけるというのはいいことだと思う。僕が君の手本として見られているのであれば誇らしいことで、どんどん精進しないといけないなって思うんだ」

 と言っていた。

 自分も、警察関係者ではないが、警察関係者の上層部が一目置いている鎌倉探偵を手本にしていることで成果が出ていることは自他ともに認めることだ。それを誇りに思っているので、そんな自分を見て荒廃が育ってくれるのであれば、これこそ、

「無言の教育」

 と言えるのではないか。

 その日も一緒に行動した後輩が、

「今度一度、鎌倉さんにお会いしたいものです」

 と言っていたので、

「おう、そうか、今度一度紹介しよう。鎌倉さんも僕の後輩を見てみたいと以前に言っていたことがあったので、これも機会だよな」

 という会話をしていた。

 その日は、そんな会話もなく普通に捜査をしていたのだが、部屋の中に入ってすでに片づけられた部屋を見ていると、後輩が一人の少年を連れて中に入ってきた。

「この子は?」

 と門倉刑事が聞くと、

「ええ、このマンションの二つ隣に住んでいる家庭の子供のようで、何かこの中を気にしていたので、ちょっと聞いてみたんですが、何かを言いたがっているようなので連れてきました」

 門倉刑事は、まだ小学生の三年生くらいの男の子を見ながら、

「こんにちは。何かおじさんたちに用事かな?」

 と聞くので、その少年は、

「おじさんたちは、刑事さん?」

 と逆に聞かれて、門倉刑事は後輩と顔を見合わせた。

「そうだよ。何か刑事さんにお話したいことでもあるのかな?」

 と、諭すように門倉刑事がいうと、

「うん、実は一度この部屋からイヌが飛び出してくるのを見たことがあるんだ」

 というではないか。

 確かイヌが飛び出してきたというのは、死体発見者である管理人と、隣の奥さんがそれを見たというものではなかったか、その時に子供がいたという話は聞いていないし、これは一体どういうことなのだろうか?

「それは一人で見たの?」

「うん、少し前だったんだけどね」

 というではないか。

 やはり少年が見たのは、死体発見の時点ではなかったということになる。死体発見後はこの部屋は厳重に立ち入りは制限されていたので、少年が犬を見たというのは、河村氏が殺される前ということになる。もっと詳しく分かればいいのだが、

「いつ頃のことだったか、覚えているかな?」

 と聞くと、

「日にちとかいう難しいことは覚えていないけど、確か昼から雨が降った日だったと思う。まだずっと雨が降っている時が続いていたので、早く夏にならないかなって思っていた頃だったので」

 やはり、梅雨の時期に間違いはない。

「その時、君は部屋の中からイヌが飛び出してきたのを見たんだよね? その時に、誰かがその後部屋から飛び出してこなかったかい?」

「ううん、そんなことはなかったよ。扉が開いて、イヌが飛び出してきたのでビックリしていると、扉がすぐにしまったんだ。閉まる音がしたので、その時にしまったんだと思う。イヌを追いかけようと思ったけど、すぐに僕の目の前から消えたので。僕はその場に取り残されちゃって、何があったのかまったく分からなかったんだ」

 と話してくれた。

 管理人と隣の奥さんが見た光景に似てはいるが、扉を開けた人間は違っていた。きっと子供が見た時は中に人がいて、開けたのだろう。

 では誰がいたというのだ?

 普通に考えれば住人である河村氏であっただろう。

 イヌの種類までは分かるかい?

「ラブラドールだよ。僕は犬が好きで飼いたいって思っているんだけど、お父さんお母さんが許してくれないんだ。でも、最近上の階にラブラドールがいるのを知っているから、たまに遊びに行ったりすることもあったんだ」

「じゃあ、上の階のお姉さんを知っていたの?」

「うん、たまにだけど、イヌと遊びたいと言ったら、いいわよって言ってくれたので、遊ばせてもらったんだ。この間出てきた犬もきっとプチだったんだよ」

 と言った。

「どうして分かるの?」

「プチって声を掛けると、一瞬止まったからね。でもこっちを振り向かなかったんだ。だから、違うかも知れないと思ったんだけどね。でも止まったということはプチなんだって思うんだ」

 少年の澄んだ目は、大人の自分たちには見えてこないものを見せてくれるようだ。

 ここから何かのヒントがあるかも知れないと門倉刑事は思った。

「ここのおじさんのことは知っているのかい?」

「うん、知っているよ。でもここのおじさん、ちょっと気難しそうなところがあるから、僕はちょっと苦手なんだ。何か細かいことにこだわっていそうな気がするんだ。子供はそういうのは勘弁してほしいって思うからね」

 これは少し意外な意見だった。

 どこの部屋の人に聞いても、管理人に聞いても、決して悪いようにいう人はいなかった。子供の目だけを信じていいものなのかは難しいところではあるが、

「しょせん、子供の意見」

 として簡単に片づけられることではないだろう。

 このことから門倉刑事には河村氏に対して、

「こだわりを持つと徹底的に思い込むタイプではないか」

 と思うようになった。

 少年に話を聞いた痕、門倉刑事は後輩に聞いてみた。

「君は今の話をどう思う?」

 と聞かれた後輩は、怖いもの知らずというか、臆することなく答えた。

「うーん、ハッキリは分かりませんが、僕にはなんだか、予行演習をしていたような気がするんです」

「というと?」

「まったく同じことが、数日前にここで起こった。それはあきらかに河村氏が何かを計画して行ったことに思える。しかしその時には何かが起こっているわけではなく、表に出ていない。子供が見ただけだ。でも、その数日後に人が殺され、同じようにイヌが飛び出してくるという同じようなシチュエーションがあった。何かこれは本当は自殺だったのに、それを他殺に見せようというための予行演習だったんじゃないかって思ってですね。イヌを躾けて、何かをさせたかった。たとえば凶器を咥えてどこかに放置するようなですね」

「なるほど、それはありえるかも知れないな」

 とは言ってみたが、自殺にはあまりにも問題がありすぎる。

 何といっても自分の首を掻き切っての自殺など、恐ろしくて考えられない。だが、そう考えればほとんどの説明がつくような気がした。

 自殺と思えなかった理由には、まず第一に今の発想である。そしてもう一つは凶器が公園から発見されたということ、確かに不自然だと前述のような指摘も考えたが、あまりにも現実味がなかった。だが、今のイヌによる予行演習をしていたのだとすれば、その根拠も大いに出てくるというものだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る