「好きな人に好きな人が居るのはあたりまえ」 このセリフを聞いたのは、もう随分前でどこで聞いたのかも思いだせないです。ひとを好きになると輝く、そして輝いているからこそ、あなたはその人のことを好きになった、という意味でした。 この作品はこのようなことを詩で表わしたものだと思います。 女性、とりわけ少女の変化・成長を蝶で例えるのは通俗的ではないでしょうか。この作品はそうした謂わばベタとも言えるような比喩関係を正面から深く書き綴っていると思います。
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