第34話 2023年8月 相生、サポーターが多くてビビってる件+自称ネット小説家の可能性 ~ガチで! サポーターめっさ多いから!? どうしてこうなった!?~(6)
まあ、単純に各項目の回答だけで考えるのではなく、合算して出せる答えもあるはずですね。
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これらの個別回答を合算して考えられること
相生蒼尉の「作品」が気に入ってサポーターになっている
(質問1+2+3+4+5+7)
支配率68.7%
その中でもリアリアによってサポーターになっている
(質問1+2+3)
支配率60.4%
作者『相生蒼尉』を支えたくてサポーターになっている
(質問0+8)
支配率31.4%
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カクヨムのサポパスは、作者を支援する仕組みとして考えられているはずですが、実態としてはその作者の「作品」への支持でサポーターになっていると考えられますね。
(作者への支援と作品への支持は、それほど大きな違いはないと思うけれど、この微妙な違いは実は大きいものなのかもしれない。)
読者のサポーターとしての意識は『作品>作者』である。まあ、考えたらそれは当然ですよね……数値化して突き付けられるとよく分かるけれど。
知人A「……つまり、ほとんどが「なろう」からの読者なのではないか?」
知人B「もしくは、リアリアにそれだけの魅力がある、か……」
相生C「え? それマ?」
相生たちは大変申し訳ないと思いながらも、追加でアンケートを行いました。
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追加アンケート
0 リアリアにはサポーターになるだけの魅力がある。
1 なろうで4章その2の72話まで読んでいて、続きを読むためにサポーターになった。
2 なろうで読んでいたが、削除が進んでいて4の72話までは読んでいなかったけれど、それでも続きが気になってサポーターになった。
3 なろうでは読んでいない。カクヨムで読んでいて、限定のタイトルを見ると先行していると考えられたのでサポーターになった。
4 カクヨムで読んでてサポーターになったら先行していて先が読めるからびっくりした!
5 1から4にあてはまるものがない。
0から5で解答をお願いしたいです。「0」については複数回答アリで。1から5はいずれかを選んでください。
アンケート結果
回答者数(アンケートに答えてくれた人数)104人
0 リアリアにはサポーターになるだけの魅力がある。(単独質問・単独回答)
回答数85、回答者率81.7%
1 なろうで4章その2の72話まで読んでいて、続きを読むためにサポーターになった。
回答数83、回答者率(=支配率)79.8%
2 なろうで読んでいたが、削除が進んでいて4の72話までは読んでいなかったけれど、それでも続きが気になってサポーターになった。
回答数1、回答者率(=支配率)1.0%
3 なろうでは読んでいない。カクヨムで読んでいて、限定のタイトルを見ると先行していると考えられたのでサポーターになった。
回答数16、回答者率(=支配率)15.4%
4 カクヨムで読んでてサポーターになったら先行していて先が読めるからびっくりした!
回答数2、回答者率(=支配率)1.9%
5 1から4にあてはまるものがない。
回答数2、回答者率(=支配率)1.9%
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まあ、ざっくりとまとめるとするなら、『作品が魅力的だと感じていて』なおかつ『先行で読めるという利益を得られる』ことが、多くの読者がサポーターとなる要因だと言える。こういうことでしょうか。
(当たり前だ。でも、アンケートで数値化されているからこそ、なんとなくではない言葉になる。)
先行公開を目的としていないサポーターの可能性がある(質問4+5)のは支配率わずか3.8%だから、『先行を読める利益』は必要なんですよね。
そりゃそうですよ。サポパスというのは、『無料のネット小説の有料化』なんですから、サポーターが「利益を求める」のは当然としか言えない。
だとすれば、『読者が魅力を感じる作品を高頻度で限定近況ノートに更新していく』という作戦は「サポーター獲得のため」であるのなら、その通り、であると言えるのではないでしょうか。
……まあ、相生がそこを言い切って断言できないのは、相生の限定近況ノートにおけるスタンスがそもそも『サポーター獲得のため』ではなく、相生自身が書くモチベーションを保つために利用しているからなんですよね。
相生の場合は――既読の方にはご理解頂けていると思いますが――なろう感想トラックが大量の『薄めたカルヒ〇ス』を積んで相生を跳ね飛ばし、カクヨムに転生させた訳です。
相生はそもそもカクヨムをコピペの場としか利用しておらず、当時のサポーターはゼロ。だってロイなんちゃらに登録してないんですからね。
読者がゼロでもいい。そんなことよりも自分のモチベが大事。相生はそのスタンスで限定近況ノートでの公開を進めたんです。(なろうで約束していた更新をやり遂げるという点もありました。約束を破るのは嫌ですからね……。)
そうしたら、なろうからたくさんの方がサポーターとしてカクヨムにクラス転移してきてくれた、と。
アンケートの結果を見てもそうだと分かります。(1 なろうで4章その2の72話まで読んでいて、続きを読むためにサポーターになった。回答数83、回答者率(=支配率)79.8%。この回答者の約8割が相生と一緒にカクヨム転生してますね。)
今のような相生の真似はおそらくできないだろうし、やろうとするべきではないと思います。やってはいけないと言うべきかもしれません。
相生は『サポーター獲得のために先行公開している』のではなく、相生自身のモチベーションの維持のために限定近況ノートという場所を利用しているのです。
ただ、その結果として……書籍化したことのないネット小説家(自称ww)なのに、カクヨム常識ではありえない人数のサポーターがいる、という状況になっています。
この状況を分析すれば……たくさんのサポーターの支援を受けながらカクヨムでネット小説家として独り立ちできる可能性を探れる、という部分については、間違っていないと思います。相生の場合はきっかけが違う、というだけで。それ以外の部分は参考にできるはずです。
既出ですけれど、相生の考えたカクヨム自称ネット小説家収益化計画は簡単にまとめるとこれ。
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1 カクヨムの限定近況ノートに150話以上の小説を書く(1話あたりは2000字以上を心がけるとよいでしょう)。
2 限定に書いた話数が溜まったら、初日5話とか、2日目3話とかでスタダをかけて、そこからはほぼ毎日1話更新で、普通にカクヨムでの連載を予約します。これで3~4か月は連載を続けます。
3 それと同時に限定近況ノートでさらに続きを書き続けます。
※状況的にはこの時点で限定近況ノートの方が半年くらいは先行しているはずです。
4 カクヨムでの一般公開の連載が30話を超えたら、なろうでも同じように連載をスタートさせて、あらすじとかに「なろう・カクヨムで公開しています(カクヨム先行です)。」と書いておきます。
※限定近況ノートがカクヨム連載の半年先行、カクヨム連載がなろう連載の1カ月先行という状況にします。
ただし、以下のA~Cに書いてある程度のネット小説家としての力量は必要になるでしょう。
A なろうで1万ポイントの作品がある。
B なろうのジャンル別で日間1位になったことがある。
C 公募で一次通過できる質を保てる。
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マジで、どこかのド素人ネット小説家さんが、カクヨムで実験してみてくれませんかね?
(そんな人はいないと思う。でも、もしやってみたら、検証エッセイを書いてほしいです。読みたいです。)
相生は、これ、やったらできるんじゃないかな、と割と本気で思っています。
ただし、一番難しいのは、そのために欠かせない『読者が魅力を感じる作品』を書くこと、じゃないですかね?
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