第24話 2023年3月 相生は蛙、大海を知らず。されど短編の強さを知る ~『第二王子も苦労人』について愚痴りたい~(1)



 リアリアについて語ってきて、今さら短編? とか、思うかもしれませんね。その前にNTR系統3部作で短編の話、やってますし。


 まあ、読んでやって下さい。色々と、あったんですよ、色々と……。






 さて、リアリア――『RDW+RTA ~リアルダンジョンズワールド プラス リアルタイムアタック~』は、2023年の2/17からなろうで第3章となる「育てゲー」の公開が始まりました。


 1日1話更新を基本として、休日3話の更新。1週間で11話の更新です。リアリアには極端に短い話もあるので、文字数としてどうかは分からないところ。


 既にジャンル別の月間トップ10入りを済ませている作品ですから、なろうのトップページにちゃんと存在しています。ただし、タブをクリックしないとダメ。総合じゃないんで。ジャンル別なんで。


 そして、2/27には、リアリアは『アインの伝説』とともに、DADAN大賞という公募で一次通過を果たします。やっぱなろうは公募ですね。タグひとつで楽チンですから!

 この頃、123大賞でも『フォレスター子爵夫人の成り上がり』が一次を通過していたので、相生は「一次通過はできるけれど、二次に残れないレベルのネット小説家(?)」という感じでしょうね。


 それにしても公募で一次落ちだったリアリアですが、ここで決してダメな子ではないと、認めて下さる方もいると、一次を通過させてくれる人もいたのだ、と。そういう意識の変革に繋がりましたね。アイ伝とダブル通過というのも良かった(ちなみに二次はダブル落ち……とほほ……)。


 3/12には、リアリアがジャンル別日間ランキングの1位になりました。月間トップ10は守り続けていたので、ランキングでの名前の露出による粘り勝ちという感じです。以前も述べましたけれど、運ゲーですからね、なろうのランキングは。

 ただ、残念ながら、この頃には、DADANの二次をふたつそろって落ちたことも発覚してました。






 しかしながら、2022年12月の相生内エタ以来、リアリアの続きが書けないまま、という状態は続いていました。ストックだけはあるので、平日1話、休日3話の更新でも、全然問題なく、毎日更新は余裕で続けられる。ほどよく、ランキングも駆け上がった。でも、相生のモチベは戻らない……。






 そんな中、読み漁ってたイセコイの婚約破棄に対して疑問を感じて、リアリアのモチベも戻らなくて、なんとなく、がーっとストレス発散的に短編を書いたんですよ、1時間か、2時間くらいで。推敲も含めて3時間ってところかな? そんなもんだったはず。勢いだけで。本当に勢いだけで書いたんです。




 それが、『第二王子も苦労人 ~婚約者の義妹が「お姉さまに虐げられている」と訴えてきた~』でした。




 短編です。6980文字です。約3時間です。


 恋愛ではないので、イセコイではなく、文芸のヒューマンドラマジャンルに投稿しました。このジャンルでの投稿は……たぶん初めて、だったと思います。


 2023年3月14日、白日のことでした。別に誰かにお返しとかではない。全然ない。そんな皮肉は聞かないし、効かない。


 ところがこの短編、火曜日お昼公開、ジャンル別ランキング狙いのパターンに完全にはまって……14日の夕方に18位、15日の朝には6位と順位を上げて……。

(このへんのなろうでの短編ランキング狙いの作戦については、「第16話〈なろうに挑む作戦あり〉ランキング上位に入りたい私 ~なんちゃってなろうランキング考察~」の方をご覧ください。)


 1日経った3/15の昼、日間ヒューマンドラマ〔文芸〕ランキングBEST100で4位に入り、ランキングまとめページにも入りました! いや、嬉しいんですよ?






 そして、3/16の朝、ジャンル別で日間1位を達成します。わー、やったー。嬉しいんですよ? ものすごく嬉しいんですよ?







 それと同じタイミングで、リアリアが、ジャンル別の日間3位、週間4位、月間4位に揃い踏み。ランキングまとめページの3か所に揃い踏みでした。嬉しいんですよ?


 これは、短編効果での作者読みによるリアリアへの読者の還流があったと考えられます。この時、リアリアの1日のpv数が初めて2万を超えました。


 特に、相生は文芸・ヒューマンドラマジャンルでは初投稿だったので、そこの読者とは初の「こんにちはコンタクト」だった訳です。それが1位で名前を露出したんだから、そういうこともあるのでしょう。


 なろうでは、連載しながら、短編で別の作品を公開するっていうのも、これまたなろう的なやり方なのかもしれませんね。「作者読み」をしてくれる読者を連載作品へと導くために短編を書く。そして、ますますなろうは短編に支配されていくという循環が生まれる……。そこに、その短編にリンクを貼れたらさらに強いのかも。相生は情弱でダメです。カクヨムって簡単にリンクが貼れていいですよね!


 あ、カクヨムのいいとこ探しもできましたね!






 まあ、そんな話の中、相生のモチベは落ちていきます。どん底に。


 え? なんで? 我が世の春なのでは? ランキングはジャンル別で日間1位になったんでしょ? 嬉しいに決まってるじゃん?


 そう思われるかもしれませんけれど、ちょっと違うんです。





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