第20話 2022年10月~ 相生、公募に応募してもさらに続きを書く ~『RDW+RTA』――リアリアについて語りたい~(1)
さて、公募に出すつもりだった『フォレスター子爵夫人の成り上がり』が枚数オーバーでなろうに公開、ジャンル別で日間・週間・月間の1位を獲得して。
相生の承認欲求は満たされています。まあ、そうですよね。ランキング上位は狙っていなかったとしても、嬉しいです。
狙わずにランキング入りするくらいには、逆お気に入りユーザが増えていた、というのもあります。
それで、8月の終わりから、設定を積み重ねて、キャラを考えて……。
舞台をよく考えましたね。学校。街。
ローファン――現代ファンタジーは、基本的には現代の日本に類似した世界。でも、似て非なるものでも、ある。
ゲーム世界として、ひとつの異世界を組み上げていく。相生なりの、ダンジョンのある世界。ダンジョンがあると、どうなるのか、という自問自答の繰り返し。
相生の代表作でもある『アインの伝説』もゲーム世界でした。
ダブルストーリー。ゲームではこういう流れだった、というストーリーと、転生した者がいることによって、こうなってしまった、というストーリー。
まあ、基本的な部分はそもそも「フラグを折る」話だということ。それも、自分では気づかないうちに。そしてゲームの主人公のフラグを折る転生者は脇役なので、また、それは同時に「フラグを立てる」ということにもなる、という流れ。
設定づくりに煮詰まったら、並行してプロットを立てていく。このプロットについてはまた後述します。リアリア――『RDW+RTA ~リアルダンジョンズワールド プラス リアルタイムアタック~』のキモとなる部分ですから。
……で。
相生はまた、10月末の〆切を目指して書き始めました。10/16から。
……おい。てめぇ相生!? 去年の反省はどこいった? 残り半月じゃねーか!?
相生本人も、間に合わないと思っていました。そりゃ、いくらなんでも無謀だろ、と。
だが、間に合わなければフツーになろうで公開すればいい。むしろ、そうなったら公募に出すよりも早く公開ができちゃう。それはそれでアリだ、と。
ま、評価シートはほしいけれども、同時に公募の選考期間は悶々とする訳ですから、それはそれとしてダメならダメで別に、という感覚です。この公募へのチャレンジが2年目だから、というのもありました。
と・こ・ろ・が!
相生本人もびっくり。
10/22には、応募、完了しました。ええと、16日からでしたので、ちょうど一週間? それで約10万字、書いちゃいました。
間に合わないなんて、どうして思っていたのか。するするする~っと書けてた。不思議。
自己分析だからそれが正しいとは限りませんけれど、『アインの伝説』での設定づくり、NTR系統短編3作でのプロット作成などの構成力、『フォレスター子爵夫人』でのキャラクタープロフィールなどなど……これまで相生が積み重ねてきたものが、そこに……この作品に結集されてしまったのではないか、と。
今まで相生がやってきたことは無駄ではなかったのだ、と(そう思い込みたいだけかも)。
そして、まだ、〆切まで1週間以上、ある。
相生の書きたいモチベは全然、衰えてないし、この作品のキャラたちが出番を求めて暴れ回ってる。
……去年は我慢して、おかしくなったから。
今回は、書く。そう、決めた。
同一世界、同一時間、同一キャラクターが存在している、別の切り取り方をした、世界観に寄せた物語。
プロットはある。使ってない部分が、山ほど。
よし、書く。とにかく、書く。書けなくなるまで、書き倒す。
……そしたら、あら、不思議。10/31に、2作品目の応募が完了してました。
半月で合計20万字。文庫本にしてだいたい2冊分です。
相生ってば、いつの間に、そんなに書ける人に!?
マジで、自分で自分が、信じられない状態。
でも、公募に出したので、公開はできない。そこは我慢。
そして、まだまだぐるぐると相生の中でキャラたちが暴れてる。出たい出たいと暴れてる。
去年はそれを抑え込んだ。そして、書けなくなっていった。
だったら、公開はできないけれど、もう、書いちゃえ。
相生は書きました。ひたすら書きました。
1作品目を1章とすれば、2作品目が2章。ここまで応募済。
そこから、3章です。1章と2章が少しずつ重なっていくように。新しいキャラたちとともに。
3章は、文庫本1冊では止まらず、11/10には前編となる部分が、11/21には後編となる部分が書き上がって、文庫本2冊分になった。応募した分を合わせたら4冊分……。
でも、公開も、更新もしてないから、おーい、生きてるー? って。色々と心配もかけてました。
でも、相生はまだ止まらない。11/28には4章のその1となる文庫本5冊目くらいのところまで書き上げて、12月半ばに4章のその2を終えて、そのままその3を書き始めて……そこで唐突にエタりました。書けなくなりました。これについては後述します。
8月後半からの設定の積み上げと、10月半ばからの執筆熱で、なんと、文庫本6冊分を一気に書き切った相生。約60万字。
……これ、早く公開したいよーーーーーーっっ!
そう思っても、仕方ないですよね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます