第2話 2023年6月 カクヨムへのお引越し ~なろう感想トラック事故死でカクヨム転生~(2)
相生としては、なろうで約束していた更新ペースを「嘘」にするのは嫌だったので。
なろうで更新停止しても、約束していた7月後半までの平日1話、休日3話の更新を限定近況ノートで続けるつもりでした。
約束を守らなかったら、「なんだ、本当は書いてなかったんじゃないの?」とか言われても反論できませんし。
……まあ、なろうでは1日あたりのユニークアクセスで、だいたい5000人くらいの読者がいた訳ですけれど。1万ポイントだと5000人くらいの読者がいて、それ、単純計算するとブクマだけで評価はゼロって計算なんですけれどね。なろうについては、いずれ、また、語りたいですね。
たった一人の読者のために、4999人くらいの読者を置き去りにして、相生はカクヨムへと引っ越した訳です。ホント、相生の人間性は歪んでると、自分で思います。
そうしたら今度は、感想欄に長文の人格否定を詰め込んだ罵詈雑言がなろうで書き込まれた訳です。再び発生したなろう感想トラック事故。いや~、すごいな、なろうトラック。
いわく、『結局、金がほしいんだろう?』とか、『あの感想は好意的なものだ』だ、そうです。滅茶苦茶長かったので割愛します。もう消したし。『薄めたカルピス』が誉め言葉になる世界観は相生にはちょっと理解が難しいです。無理でしたねー。
あまりにも馬鹿馬鹿しいので、即ブロック、即削除で、リアリアの感想欄も閉じました。あの長文感想を残すと、今度は優しいファンの方が反論して、荒れた掲示板みたいになりそうですし。
別にリアリアを読まなくても、無職でも、蜘蛛でも、本好きでも、転スラでも、デスマでも、狼でも、老騎士でも、のうきんでも、なろうにはいっぱい貴重な無料コンテンツがあるじゃん……。
そっちを読めばいいのに……。
……という感じで、相生はなろう感想トラックによって事故死して、カクヨムという新世界へと転生した訳です。
6/10から6/11にかけて徹夜でカクヨム転生を果たした相生は6/11の日曜日、限定近況ノートで休日の3話更新を行い、約束していた続きを公開――実質、非公開――しました。
それでコピペだけだったカクヨムにサポーターとかゼロで全然いないので、「読者ゼロですね~www」とか、言ってた訳です。実質非公開というのはそういうことです。
まあ、リアリアについては、なろうでの最低目標の1万ポイントという個人的な目標を達成していたので。公募落選でも1万ポイントはイケるんだ、と。ついでになろうで1万ポイントオーバーなら、承認欲求も十分、満たされています。
続きの公開は、自分が約束したことを守る、というそっちはそっちで別の自己満足でしたから。
……ところが、ふと気づけば、50人くらいのサポーターがギフトを贈ってくれていた訳です。びっくりです。
相生ひとりぼっちのなろう感想トラック事故死からのカクヨム転生だと思っていたら、なんとクラス転移だったワケですよ。感動しましたね。スクールカーストとかきっとないクラスだろうと信じてます。
これを書いているのは6/28なんですけれど、今は200人を超えてます。もっとびっくりです。
最初は「読者が5000人から50人かあ。書籍化とかしても、有料でも読むって読者が1%だったら、ユニークが100万人とかじゃないと無理じゃん。同人誌にしても大赤字!」みたいに思ってました。なかなか興味深い考察だと自画自賛しそうです。書籍が1万部って計算ですね。
でも、200人だとしたら、なろうでユニークが20万人とか25万人くらいで、書籍化したらペイできそうですよね?
カクヨムのPVはなろうでいうユニークのことらしいので、カクヨムで1話あたり20万PVを目指す、と。
……書籍化でペイする難度、めっちゃ高いやん。ほぼ不可能やん。
閑話休題。
まあ、なろうではなく、カクヨムへのお引越し、ということで、メインがカクヨムになる、と。
なろうでは最期(誤字ではなく、ある意味でわざとです)に、とんでもない長文のご不満感想も頂いてしまって、なろうへの未練はほぼ残らず。ほぼ、です。
……だったら、カクヨムよりなろうが先行してるのって、おかしいよな?
そう考えて、カクヨムは1章と2章だけだったリアリアを、一挙公開で3章をガンガン、アップし続けました。
カクヨムではなろうと違って一挙公開はあんまし効果がないとか、知らなかったもので。1話ずつ毎日更新とかの方がいいらしいですよ?
一方、なろうの方は、公開済みのリアリアを少しずつ、削っていきました。下書きに戻す機能がないので、面倒でした。下書きに戻すためにコピーして、という手間がかかるので、着実に、少しずつです。
カクヨムでリアリアの3章となる「育てゲー」が最後まで公開されて、4章となる「経営ゲー」の毎日更新が始まった頃には、なろうのリアリアの削除も進み、3章がまだ終わっていないところまで戻りました。
なんと、『この連載小説は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。』というお言葉をトップページに頂いております。
実は、6/10までは毎日更新かつ休日は3話更新でしたけれどね。削除していくと、そういう部分も遡って判断するみたいですね。勉強になります。
どうして、なろうで完全に作品を削除しないのか、と疑問に思う方もいるかもしれません。なろうにほぼ未練がない、の、ほぼ、の部分がそれなんですよ。
その答えは、実は簡単です。
なろうはネット小説業界の最大手です。運営さんの規模自体は小さいのかもしれませんけれど、作品数と読者数、つまり利用者が桁違いに多いのです。
その結果、「公募」に関する部分については「なろうが圧倒的」に多いのです。なろうとともに御三家であるカクヨムやアルファは自社が出版業なので……。
なろうの「公募」はそのほとんどがタグひとつで完了です。とっても楽チン。たまにあらすじを求めるようなパターンもありますけれど、基本はタグひとつです。完結も求められていない。文字数制限もない。極端な話、エタっていても応募できます。
だから、完全に削除はしないです。公募のために、ですね。
さて、カクヨムさんですけれど。
以前からコピペでの利用はしてましたから、作品の公開方法ぐらいは理解してました。でも、なろうほどいろいろなことに馴染んではいないのが現状です。
作品の続きを引っ越す、という荒業になってしまったため、サポーターさんの数が、どうも通常よりも多かったらしくて、他の方に『愛されユーザーが何しに来た!w 許さんぞ!w めちゃめちゃ応援されとるやないか!w おのれ、もう真面目に返信してやんない!w』と草、たくさん生やしながらお叱りを受けました。どうかお許しを(コメントを頂けたので、お許し頂けたに違いないです。よかった~)。
サポーターの人数とかわかる仕様なのか、とか、全然知らないと戸惑いが大きかったですね。あ、今は分かってます。それぞれの作者のページにちっちゃい数字が書かれてるんですよね。気づきました。
とにかくカクヨムについていろいろと書かれているエッセイなんかを読み漁って、カクヨムは「SNS」である、という説に、なるほど、と納得しました。
……最大の苦手分野です。ずっとガラケーでしたし、今はケータイすら持ってません。Twitterも、Instagramも、やったことないです。
作者が相互にやり取りするのがカクヨムの大前提、ということで。
とりあえずこれまでに読んだカクヨムで一番のお気に入りにレビューを書いておこうと、NTRものの金字塔にレビューを書きました。いや、あれは本当に心えぐられる真の名作だと思います。
それと、自主企画にも挑戦しました。ずらっと確認してみたけれど、NTRものの自主企画がなかったので……。
おまえはなんでカクヨムで性癖を晒してるんだと言われそうですが、私が読むのはNTRエロ同人誌ではなく、NTR-ざまあ、ですから。
コレクションなる作品のグループ分けもできるようになりましたし、限定近況ノートでの更新も今のところ、欠かさず続けています。
コピペしたまま放置していた旧作も、行間などの修正をきちんとやって、再度、掲載する予定です。なろうからコピペしたままだと、やたらと行間が空いていたりするんですよね……。
ただ、近況ノートですね……なろうでいうところの割烹――活動報告にあたると思うんですけれど、これを作品の公開の場にしているため、本来の近況ノートとしては使えていないという。
これに関しては大きな課題があるかなぁ、と思ってます。
まあ、こんな感じで、相生は、なろうで感想トラックの事故に遭ってモチベが死亡。なろうでの読者さんと一緒にカクヨムへとクラス転移をしてしまった、というワケです。
カクヨムへのお引越しがなんとか一段落したので、ちょっと吐き出して楽になりたかったので、毒、吐いてみました。
今後、カクヨムをメインのプラットホームとしていきますので、よろしくお願いします。
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