第7話

 「君、またそのゲームやってるんだ。」


 「楽しいからね」


 


ーーーーー


 彼はよくゲームをして居た。

クラスでは陰キャだった。


 私は彼をずっとを見下していた。


 彼を嫌っていたし、キモいと感じた。



 だけど、彼の方は逆だった。


 彼は彼なりの人との関わりがあって、ゲームしながら男友達と話しながらしっかりと私のことを見てくれていたようだ。


 文化祭の時の不真面目の私の性格をクラスの誰かに利用され、貶められそうになった時に、彼に助けられた。


 そこから私は彼のことが気になり、たまにちょっかいを出しながらも、彼の観察をしていた。



 彼の最近ハマっているゲームはおそらく全て知っている。

ネットで彼らしき人に、フレンドになって貰っている。

(本人は知らないが)

 

ーーーーーー


 おそらく、今日こんな話をした後だから、ネット友の私に、どうしたらモテるか相談しに来るはずだ。


 ピコン、

 フレンドがログインした。


 ほら来た

 

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