「感想」は取捨選択しよう
どうにも「賞に応募する前に素人から感想を貰うのは是か非か」みたいな話が流行っていたので、感想を書く時に考えてることを踏まえて書いていきます。
まず、「感想を聞くべきか」という点だけなら聞くべきであると思います。客観的にどう見えるかというのは重要です。客観的なアドバイスは絶対聞くべきだし、喜ばしい感想なら受け入れるべきでしょう。
ただ、これは個人的な経験から思うことなのですが「感想を無差別で全て受け入れる必要は全くない」ということは強く言いたいです。以下、聞くべきでない感想をいくつか列挙していきます。
まず、言わずもがなの「誹謗中傷」です。一言「つまんね」「おもろな」というようなものは犬のウンコ踏んで「あー嫌だったな」くらいのテンションで粛々と削除するだけだと思います。
同様に作品の揚げ足取りのようなものもアウトですね。以前「批評企画」に参加したら「批評ということで悪口書きますね」みたいなコメントもらったことありましたが、未だにあれは何がしたかったのかよくわからないのです。
そして次が批評企画でよく見る「内容ではなく文章表現ないし文法の指摘しかしない」というもの。もちろん企画などで文章作法の話をお願いしてメインにしているときはいいのですけど、頼んでもいないのに「このてにをはの使い方はどうかと思う」みたいなコメントが急についたら「んん~?」と思っていいと思う。
その理由は「ただ難癖がつけたいだけで応援目的ではないから」です。これに「ありがとうございました、修正致します」と下手に構えることを繰り返すと、「俺の指摘は正しいのだお前は言うことを聞け」と上から発言を繰り返すアカウントになってしまうかもしれません。モラハラ彼氏のようになる前にブロックしましょう。
あと「作品の内容について言及されないコメント」も注意が必要です。「今日は桜の花が咲いて幸せな気分!〇〇ちゃんの作品も読めて幸せな気分!今日はハッピー( ΦωΦ )にゃん」みたいなコメントは貰うと一瞬嬉しいのですが、これおそらく営業用のコメントですね。作品の第1話にだけ応援押していく奴と同類です。これもまともに相手をしてはいけません。
以上のように、「まともに相手をしていてはいけないコメント」というものもたくさんあります。仮にも小説家という言葉を操る世界で活動していくのですから、やってくるコメントの取捨選択はしっかりやるべきだと思います。何でもかんでも受け入れていては自家中毒になります。だからと言って適切なアドバイスも聞かない、というのと考えものですね。
そして小説を書く方の人は、感想を書く際は失礼のないように書いた方がいいですね。特に営業の人。最低限書いてある内容を踏まえて欲しいものですね。しかし「春に失恋した」という話なのに「春はお花見気分でウキウキですね!私のところにも遊びに来てください!」みたいなコメントはやめましょうね。マジでやめるんだぞ!自分の首を絞めるだけだぞ!今回はおしまい!
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