犬でも頷く小説を書く

一体何を書けばいいんだ？

　しばらーく放置してしまったこの犬書き。

　もういっそ完結させて違う形式で何やら書くかーと思わないわけでもなかったけど、なんか勿体ないのでもう少し続けてみようと思います。

　しかし何を書けば良いのかよくわからないのですよ。

　もちろん一番は「読者の望むもの」なんだけど、そんなの分かるなら今頃ランキング1位で☆に塗れているわ。

　それに、「読者が望むもの」を書いたとしても自分が書きたいものと一致しないならそれはなんか、なんて言うの？自己満足じゃなくて他者満足？とでもいうのかな。あれ、自分一体どこにいるんだろう？婚約破棄からの百合を書いたところで自分の書きたいものってそれであってる？本当はNTRからの隷属するM男とか書きたいんじゃないの？え、違う？

　いや、個人的にソフトじゃないガチなM男の話って少ないよね。需要も少ないだろうし、供給側も少ない気がするのだ。それならガチなM男の話を書くのだ。ニッチならウケるのだ。

　いやいや、ニッチだから逆にウケないのだ。ネットにおいてニッチは悪なのだ。どんなにいい話を書いても流行の前には風の前のカスなのだ。それならどうすればいいのだ？ガチなM男の小説が覇権をとる日は永遠に来ないと言うのか？

　いいや、世の中がM男を求めるようになればいいのだ。Ｓ嬢も半端なソフトじゃなくてガチンコで顔面騎乗(良い子は調べなくていいのだ)とかやるような女王様なのだ。ハードなＳ嬢を讃えるM男が増えればいいのだ。間違ってもＳ嬢をM堕ちさせるとか、そういう邪悪な小説は流行ってはダメなのだ。

　じゃあお前がM男小説書けばいいじゃんって話なんだけど、どうせ書いたってお前ら読まねーじゃん！うおおおおお！どうすればいいんだ！！というジレンマに陥ってこの犬書きをずっと放置していました。M男云々は例えです。各自好きなジャンルを当てはめてください。

　でもM男小説だって書いてるうちに誰か読んでくれるよなぁ、と最近思い直したのでここを気軽に再開していこうと思います。ついでに誰かガチガチM男小説を書いてください。怒られない範囲でね。今日はとりあえずおしまい。