PVのことは忘れよう
さて、自慢の力作を書きました。意気揚々とWebに載せました。みんな自分の小説読んでくれると期待します。あわよくば人気が出て書籍化の話とかぐへへへへとか思います。雑誌のインタビューとかキャラのグッズ化とか妄想します。大丈夫、みんなこのくらいのことは平気で考えています。ぐへへへへ。
ところが、ところがどっこい。
まーじで読まれない。
なんで何でほわぁーい?
えー何でこの傑作を誰も読んでくれないわけ?人類の目は節穴か?そんな人類を俺は否定してやる。俺を否定した人類を俺は許さない。愚かなる人類どもに鉄槌を!!!
大丈夫、みんなこのくらい考えていますから。俺を評価しない人類なんか滅んでしまえくぉのやろう!!!
それは置いておいて、Web小説初心者はみーんなこの「読まれない」の洗礼を受けると思う。今ドッカンドッカンPV出してる人も最初は初心者。こういう時代が存在していたわけですよ。
じゃあドッカンドッカンしている人とそうじゃない人の違いは何かと言うと、そりゃ文章力とかマーケティングリサーチとかもそうなんだけど……やっぱり一番は営業だと思うんだよね。
ここで勘違いしてはいけないのが「営業なんてズルじゃないか!漢なら作品で勝負しろやボケ!」ということじゃないってことです。自分の作品を的確に分析して、どうすれば読まれるかの戦略を立てることは非常に大事なことです。
前回小説を唐揚げに例えたので、また唐揚げに例えてみましょう。美味しい唐揚げが出来ました、みんなに食べてもらいたい。そこで道端に「美味しい唐揚げ食べてね」と置いておいても、誰も食べてくれません。これがPVが1桁の頃の話です。
じゃあどうすればいいかと言うと、まずは看板を作ります。出来れば立派な店構えがいいですね。「全日本唐揚げ選手権金賞受賞!美味しい唐揚げ!あのアイドルも絶賛!」みたいな煽り文句がいいですかね。これでやっとみんなが見てくれるようになりました。
じゃあ最初から看板を作ればいいかと言うと、看板だけデカくても肝心の唐揚げが不味かったら話にならないわけです。ついでに最低限のラインにならないと金賞も貰えません。まずは美味しい唐揚げを開発するところから始めましょう。
つまり、本当にPVって面白さの指標じゃないんですよ。特に最初はPVは1桁が当たり前です。そこで折れないメンタルもWebでやっていくには必要ですね。読まれないのはあなたのせいではない。世間が悪いんや。狼狽えるでない、どーんと構えとけ。
小説だと評価が欲しくなるので、そういうメンタルを鍛えるのに雑記ブログを書くのをオススメします。ついでに読者の増やし方とかも似ているし、何よりWeb小説より読まれないし、感想なんか滅多につかない。コメント来たと思ったらだいたいスパムだもん。壁打ち経験が結構ものを言うよ。
次回は感想の話でもしようかな。フォローや応援あると世界滅亡は免れるのでフォローしてくれると嬉しいな。コメントなんかついたら世界平和を祈ろう。この世界がいつまでも平和でありますように。平和な世界で書いていきましょう。
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