銀小匙 ロマンチックを 差し入れる その唇に キミ・コイ・アイス

銀小匙

ロマンチックを

差し入れる

その唇に

キミ・コイ・アイス






 恋愛と菓子オンリーの短歌。

 なるべく交互に配置するよう、意識的に構成しています。今回は恋愛。


 下記にいくつか考察を載せますが、だんだん濃くなってまいります。



 ストレートに読んだら

「黄身が濃いアイスクリーム」

 きっと乳成分も濃いやつだ、ふう〜美味しい!



 恋愛なら……


 まずはライトに。

「君、来いよ、アイスあるよ〜」

 一緒に食べよ、とさそっているのかもしれません。



「君にうる、愛する人よ」

 あーんのお口でスタンバイ。アイスを食べさしてもらいたいのかもしれません。



「恋しい君、愛さずにはいられない」

 その半開きの唇に、とろけるロマンスを。

 愛をもって銀のスプーンで、そっと差し入れるかもしれません。



ラストは……

「君よ、濃く、愛する時間だ」


 贅沢にラング・ド・シャ生地でできたカップへ盛り付けられたアイスクリーム、かぶせた糸飴の帽子。

 ラング・ド・シャというクッキー、有名なとこだと、ヨックモッ◯のシガールって言ったら分かるかしら?


 柔らかなペースト状の生地をちょっぴりすくって、厚さ1ミリの板を丸くくり抜いた型へ。

 パレットナイフでさっと擦り込み、型を取り外し焼く。

 焼きたては柔らかいので、くるくるっと巻いて冷ますと、あの棒状になる。


 ここでは、焼きたての柔らかいうちにカップに入れて冷まし、ひらひらした器みたいにする。

『タンバル・エリーゼ』といいます。



 銀小匙はもう横へ。

 ラング・ド・シャ・クッキーのお皿をぱきり割って、アイスをすくって食べていく。


 ラング・ド・シャとは。

 猫の舌という意味。

 クッキーを食べ終えた今は。

 ああ、差し入れたるのは仔猫のような君のし……



 んん、お耽美ワールド。

 甘いデザートタイムは終わらない。


 アイスも瞬殺、おあつい季節。

 お邪魔な作者もとろりと退場。






近況ノートに、涼やか艶っとアイスクリームとラン・ド・シャのデザート写真をUPしました。


♡、コメントお忘れなきよう(*´-`)

準備はいいですか? 

写真を見に近況行きましょうかね〜。じゃあ、レッツクリック!


https://kakuyomu.jp/users/ayaaki/news/16818093081994432014

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