その口か 缶詰みたい 食って言う 手剥き仕込みの オレンジ様に

その口か

缶詰みたい

食って言う

手剥き仕込みの

オレンジ様に





アメリカ産のオレンジって、わりといつでも売ってるような印象がありますが。

私が思うに食べて1番美味しい感じは6〜7月のような気がします……


オレンジのむき身を使ったケーキやデザートって、思ったより売ってないと思いませんか?

あんなに手頃に手に入るのに。なぜだろう?


ええ、もちろん! 理由・意味がありますとも!

答えは……

剥くのが大変だからです。


まずペティナイフで、オレンジ色の硬い皮をざっくり剥いていきます。

その後、白くなったまんまるちゃんオレンジを、よーく切れるペティナイフかよく切れる小さな波刃で白い甘皮を剥く。

オレンジ身が外側剥き出しになったまんまるちゃん。

今度は垂直斜め、皮に沿って1房ずつ左右ナイフを入れ、ぽこっと、一粒切り出す。


1時間やったらもう手が痛い。何個できたっけっか?

オレンジのショートケーキを作る場合、5切れ使うから、1個のオレンジを剥いて、たった2カット分のケーキしか作れない。

人件費・手間こそ最大のコスト!

オレンジって高級な印象もないし……


さらにそれを、自家製ブレンドシロップで1週間漬け込んで使う。

別に缶詰みたく甘〜くなり過ぎるわけでなく。

ぷりっぷりでみずみずしい、味の濃縮された漬け込みオレンジの出来上がり。

ほんと美味しいんですよ、コレが。


スペイン産の缶詰やブラッドオレンジの缶詰も存在している。が。

もう、とんでもなく雲泥の差であります!!


ちゃんとその仕込み作業をですね、昔からやっているケーキの名店があるんですよ。

それをですよ。

ネット上で、食べた感想を「缶詰乗せたケーキ」などとのたまう人とかいたりするんです。びっくりがっくりクソッタレです。


実はですね、食べる側もですね、レベルっつうもんがあるんですよ。

食べ慣れてないと味の良さが分かんない。

実際私自身もそうでした。

なんだコレ??って味覚がついていかないのが、いろいろ食べて知ることにより、なるほど! こりゃ美味いになってたりするんです。

あまり声高に言われてませんが、食べる側も修行が必要ってことです。


作り手のささやかなお楽しみは。

甘皮のべろべろしたやつ。

それを捨てる前に、1個づつぎゅうっと絞るんです。

まとめてマグカップに半分ぐらい。

それを冷蔵庫に冷やして、次の日疲れた時に飲むのがご褒美です。




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近況報告にオレンジ剥いた時の作業写真UPします。


♡、コメントお忘れなきよう(*´-`)

準備はいいですか? 


写真を見に近況行きましょうかね〜。じゃあ、レッツクリック!


https://kakuyomu.jp/users/ayaaki/news/16817330662084625154


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