元魔王の仲間の修業期間③

「どうした? 魔法を使って倒せというとてもなことなのだがな」

「貴方と同じにしないでください」


 実力は天地ほどの差があるのに何故同じ扱いにするのか、その真相は……

「今お主は儂を追っている状態じゃ、儂は抜かれるのは良いが、追われるのは嫌なのじゃよ。 今儂は追われている。 追われていると思いたくないから同格扱いにするのじゃよ。」

「そうですか……」


「まあ良い、早く倒してみろ」

「あまり急かさないでください! 考えてるんで!」

「すまん、すまん。 思考の邪魔をして」


 またミサキは考える、どうしたら低級人形パペットを魔法を使って倒せるのか。


(魔法耐性が高くても貫通させるためには超高火力の魔法を放たなければ……今放てる最大の魔法……)


 森の中は静寂に包まれる


「考えるだけでは、倒せんぞ?」

「それは分かってます……」

(もし”あれ”をここで使えば……辺り一帯が無くなる……精密な操作をしなければ……)

「別にここら一帯の被害は考えなくても良いぞ。 別にいくらでも魔法で復活できる。」

「でも……」

「良い、良い。 この辺り一帯を魔法で復活させるなど朝飯前じゃ」


(なら、やってやる!あの魔法を!でも、できるだけ被害を最小限に!)

中性子星ニュートロンスター!」


 低級人形パペットを中心に円状の物体が辺りの木々が無くなり、地面がエグる。

「この魔法が使えるようになるとは……成長したようじゃな」

「はぁ、はぁ……たお……し、ましたよ」

「お見事と言うべきじゃが、低級人形パペットごときでこの魔法を使うとは、まだまだじゃな」

「じゃ、じゃ、どうすれば、良かったものですか?」

「今のお主は魔法を空間自体に発動しとる。 じゃが、それでは魔力の消費量が多く、効率が悪いのじゃ。 じゃが、空間ではなく、空間にある粒子に魔法をかけるのじゃ。」

「そんな事できるんですか?」

「できぞ。 もちろん努力をしなければならないがな。」

「粒子に魔法をかけるほうが、魔力消費が多いんじゃないんですか?」

「そう思うじゃろうが、粒子にかけると、範囲が絞りやすく、一個の粒子に魔力を込めれば、魔力が伝染していくから少量の魔力で威力が出るのじゃ。」

「どうやって範囲を絞れば良いですか?」

「範囲を想像すればできる。」

「テキトーですね。」

「テキトーとは何じゃ!真面目に話しとる!」

 そんなことを話していると……


「まさか、こんな森に最強の賢者と名高いペネンスラがいるとは、驚きですね」


 そこにいたのは、全身黒の執事服を着て、背中からは黒い翼が生えているだった


「お前は何者じゃ?何が目的だ?」


「ははは。 申し遅れましたね、私の名はデス、悪魔です」


「悪魔が一体ここに何の用じゃ?」


「いやー突然大きな魔力を感知したもので、何事かと思って来てみただけですよ」


「その割にはえらい魔力を放出しておるのう。 まるで戦闘状態でも言うかのようにな」


「そう警戒しないでください、悪魔はこの世界では生きづらいですから。 自分の体を保つことですら大変だというのに……」


「だから、魔力を放出していると?」


「はい」


(話の筋は通っておるが、何か違和感を感じる、なんじゃこの違和感は……)


「どうかしました? 浮かない顔をしていますが?」


「お主、本当の目的を隠しておるな?」

(確証はない。 じゃが、そんな予感がする……とてつもない嫌な予感が……)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 作者の最近あったこと!!!




 どうも度々作中に登場する作者です。いずれすべての回からいなくなります。そんな事はさておき、夏休み前です! 楽しみです!


 そんなこともどうでもよき、本日6月29日を持ちまして、この作品「元魔王の勇者としての冒険」がですね、投稿から1年、つまり1周年です!


 この1年ほんと濃かった1年でした。投稿して、8ヶ月でPVが1000を超え、今では言ってませんでしたが、2000を超えました!さらに、近況でも報告した通り、星が100を超えました!

 ほんと嬉しいです。


 さて、ここからはほんとにあった話をしましょう。

 まず、新学年、新学期が始まってすぐ、修学旅行がありました。今でのつい先日のように覚えてます。一日目、雨の中のディズニーって最悪ですよね。おまけに、ランドっていうね。せっかくの就学旅行なのに、奮発せずにランドって……ホント、ひどいですよね学校て。楽しければいいってもんじゃないんですよ!ランドより、自分はシーのほうが行きたかったんですよ……

 さらにを言っちゃえば、ディズニーより、ユニバの方が良かったです。

 何せ、自分ディズニー嫌いじゃなんですけど、あまり見ないんでよね。

 そのせいで楽しかったんですけど、全力で楽しめたかと言われると……って感じでした。

 おまけに昼飯、夕飯も食べてこいで、並ぶのがめんどかったので、同じ店で食べました。さらに同じやつを……おいしかったから全然気にしなかったけど……

 おまけに、先生にも同級生にも全然合わないという始末ですよ……園内1周して会ったのは、ほかの同級生の班が2,3班、先生が2人という全然会わないってねw


 二日目に国立科学博物館+上野、アメ横分散でして、国立科学博物館にある、360度シアターあれがマジできれいで、迫力がありました。その後、上野、アメ横分散したんですけど、1時間くらいあって、その時間いっぱいに上野動物園に居ました。そこで、お見上げを買ったんですけど、総額約9500円、自分でも、これは異常者だって思いました。

 ほんとお土産だけです。で、その後、両国でちゃんこ鍋食べました。まじであの店ちゃんこ鍋、初めて食べたんですけど、最高でした! マジでウマかったです!

 まあ、その後、静岡の伊豆に行きまして、ペンションで一泊。これが本当に最高でした!テレビにYouTubeが付いてて、部屋が一緒だった葉暮と、リア友で見ました。部屋が2階で、1階でクラスメイトと、ペンションのオーナーさんとワードウルフやりました。あれ結構楽しいんですね。UNOはカオスだったけど……(うるさかったに近い)就寝時間が夜の10時、22時ですね。ギリギリまで騒いでました……その後が一番やばかったけど……なにせ、起きたの朝の4時ですよ! 眠すぎました……自分は行かなかったんですけど、他のやつらは屋上行って遊んでました……朝っぱらから騒がしいわ! ってなりました

 で、そうそう。ペンションのご飯が大真面目に最高でした!

 でまあ、ラスト三日目!伊豆に海でスタンドアップパドルやりました。

 練習時間が終わってからがまじでカオスでした。みんなで海賊ごっこ的なことしてましたね。中三がなんにやってるんだよって話ですねw めちゃ楽しかったんですけどねw


 でまあ、無事で帰って来ました!修学旅行行ってる三日間、投稿できなかったので、公開してたやつ一旦非公開にして、また出すってことしてました。なんかスイマセン。決してPV稼ぎではありません。


 これで、今回の最近会ったことは終わりま!



 これからもヨロシクデス!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る