1-2章 魔王の力そして勇者としての葛藤
元魔王力が発動する。
(ここで魔王の力を使えばここら一体が吹っ飛ぶ。使うと絶対危険だ。でも、使わなきゃこの鎖は取れない。どうすれば)
「どうしたんですか余裕そうに攻撃をしていたのに鎖につかまった瞬間からは余裕ではなさそうですね。」
「”黙れ”」
あたりに重く、低い声がした。
「誰に口を利いてると思ってるんですか?
「”ほう。私はどうやら人間に転生して勇者になったようだな。それも良い。私の決断ではないから。母は!転生した私よあの者を倒し、私の力を使いこなしてみろ!”」
「まさか!魔王の力を使ったのか!本当に使うとは!魔王様!あなたにあえて光栄でございます!」
「”誰が話して良いと言った?
「ぐはぁ!さすがですね魔王の力は。なら、最大の力でどこまでやれるか試してみたいですね。
「”弱いな
ズドドドドドドドン
「”ほう。こんなもんか。たかが
「そんなことはありませんよ。魔王様。ただ私はあなたを目覚めさせるためにここに来たのですよ。私がいなければあなたは目覚めていませんよ。これは立派な礼儀でしょ?」
「”だが、攻撃をしている時点で礼儀になっとらん。つまり、礼儀は消えたというわけだ。私への忠誠心が。だが、どうやら目覚めたとはいえど、活動時間があるようだ。さらに、まだこの体は器が完成していない。これ以上活動すればこの体が壊れるだろう。お前の負けだ。もう去れ。”」
「やっぱり負けましたか。では、失礼します。」
(どうも、作者です。そういえば
「はぁはぁはぁ。どうやら魔王の力を使っていることは覚えていないようだな。でも、結構強くて、危ない。もっともっと修行しなきゃ。」
一方ミサキは
「くそ、敵が多すぎる。あいつが来た瞬間にこんな場所に飛ばされて。(すいません書き忘れました。あ、どうも作者です。こんなだけなんでさらば。)早く、グエルの加勢したいのに。」
「ふーさてと、ミサキとところへ助けに行くか。でも、どこだろう?」
助けに行きたいが場所がわからなくて困るグエル。
「あ、どうだマップ」
マップに自分のいる場所ともう一つあった。
「あそこかな?わからないし行ってみるか。」
~~~~~~5分後~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「うわーゴーストの群れに囲まれてる。て、そんなこと言ってる場合じゃない。闇の波。」
ざっぱーん
波の音と共に
「よし。決まった。大丈夫か?」
「おーグエルか。ああ、大丈夫だ。で、あいつは倒したのか?」
「まあ、とりあえず倒せた。結構大変だったけど。」
「よし、これで一件落着だな。」
「だね。」
こうして呪いの墓での任務は終わった。
(またまた作者です。進み早くない!?と、思ったそこのあなた。早いのには理由があります。何話も続けて重かったりする話はあんま書けないんで。多分中盤らへんからは1話完結はなくなると思います。あと、今まで作者が出てきていますが、天の声存在だと思ってください。では、また会えたら会いましょう。)
「これは提案だが、この任務でまだ私は力不足だと気づいただから少し修行をしようと思う。」
「ちょっと修業は俺もしたい。ちょっとギリギリだったから。」
「おやおやそこのお二人さん。修行したいと言っていましたね。」
「あんたは誰だ?」
「私は武の神であり、生と死の神。ハーデスだ。」
ハーデスと名乗る神は物凄い魔力を感じる。本物の神みたいだな。
「本当に神なのか?」
「もちろんだとも。じゃあ試しに戦う?」
「やめておく」
「でも修行つけてくれるでしょ?なら結局戦うと思うけど。」
「じゃ決まりね早速修行始めますか」
「早!?ってどこで修行するの!?」
「決まってるでしょ。神の住む世界。神界に。」
神界初めて聞く場所だ。にしても、あの時の記憶が全然ない。何があったんだろう?
「あ、そうそう。修行つけれるのは一人だけ。どっちがやる?」
「私は遠慮しておく。」
「じゃ、そこの少年ね。」
「よろしくお願いします!」
「よろしい」
こうして神との修行が始まった。
「少年、名前は?」
「グエル。今、二人きりですし、少し隠していることがありまして。」
「知ってるよ。君、旧魔王でしょ。」
「なんで、そのことを知ってる!」
「だって、僕が転生させたもん。」
「なるほど」
「で、さっきの呪いの墓で君は魔王の力を使った。そして制御できていなかった。」
「そのために僕は君を助けに来るついでに修行させてあげようとした。僕は君に魔王の力の制御の方法を教える。覚悟しろよ。」
「覚悟いるの!?」
こうして神との”地獄”の修行が始まった。
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