元魔王 ギルドに入る

やっと王都ついた。長かった。王都の中はすごく人がいた。歩きずらい。


まぁまずはギルド本部を探さなければ。


何もわからない町の人に聞こう。


「すいません。ギルドの本部はどこですか?」


「ギルドはこの道をまっすぐ進んで、左に曲がったところだよ。」


「ありがとうございます!」


町の人は優しかった。


ほんの数分してギルド本部に着いた。


中に入って受付に話しかけてみた。


受付の人は女性だった。


「すみません、ギルドに入りたいんですが。大丈夫ですか?」


「はい。ではまず、名前を教えてください」


「グエルです。」


「グエル様ですね。では次にギルドに入るための試験を受けてもらいます。」


「どんな試験ですか?」


「実践試験です。試験場にいる魔物を20体以上倒すと試験合格です。」


「わかりました。で、試験会場はどこですか?」


「横にある扉から行ってください。」


「わかりました。」


横にある扉はすごく普通の扉だ。この先に本当に魔物いるのかなぁ?


ガチャ


扉を開けてみる。


「うわぁ。全然想像してたのと違う。」


さすがにいる魔物が多すぎる。でも、ここから20体倒すなんて楽勝じゃないか?


「よーし!20体倒すぞ!」

ダッ


一気に駆け出した。


あれ?装備大丈夫か?さすがに弱い装備で。


「ありゃぁぁぁ!」


とりあえず木の剣で切り掛かる。

ズシャ


目の前にいたゴーレムが真っ二つに切れた。


(木の剣強えーーー!でもこれでもま1体あと19体まだまだだ)


試験会場に入って結構立った。後5体のところまで来た。


「段々辛くなってきたな。敵を倒すの」


今は前にいるアイアンゴーレムがいる。


「影食い!」


全然ダメージが入らない。入っていても少量のダメージだ。


「闇槍!」


ズドン


すごい音がした。


え、あんなに手こずっていたアイアンゴーレムが一撃で散った。


でもこれでもあと4体でしょ。まぁ次々。


ーーーーーーーーー30分後ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「やっと終わったーーーー!」


出口の扉を通った。


「お疲れ様でした。」


受付にいた女性が待っていた。


「それではギルド登録しますね」


「ありがとうございます!」


「ではランクは(銀)です」


「(銀)ですか下から何個目ですか?」


「下から3個目です」


「高いほうですか?」


「現在では約150人ほどです」


「結構多いですね」


「ギルドに入ったことですし、まず最初の任務を選んでください。」


「わかりました任務って選んだらすぐ行ったほうがいいですか?」


「できるだけ早くでお願いします」


「報酬はあるんですか」


「任務によります簡単であれば少し報酬が出ます難しくなればなるほど報酬は上がります」


「じゃあこの任務で」


その任務は「魔の森に住む木の魔物」で、場所は名前にあるように「魔の森」だ。


「その任務ですね地図はありますか?地図さえあれば任務の場所をナビできます。」


「はい、あります」


「ではご武運を」


作者のツッコミ集


いや、主人公といってもグエル強すぎだろ!というか、こういう設定にした俺が悪いか……

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