第6話おまけその2

夕食後はそれぞれ自室に戻り、一夜を過ごした。そうして次の日模擬戦が始まった。


「これより王宮騎士団【音撃隊】VS勇者様方の模擬戦を開始致します。」


「「「おぉーー!」」」


なんか向こうの騎士団盛り上がってんな。こっちは皆真剣な顔してんのに。


「ではまず騎士団団長として私が最初の対戦相手となりましょう。さぁ私と戦う気があるものはでてきなさい!」


おーなんか迫力あるなぁ。でもそんなに迫力出したら皆怖がって出て行かないって


「では、ここは委員長として先陣をきらせていただきます。」


いたーー!こっちにもこういう勢いのあるというか責任感ある人いてよかったー。いなかったらあの騎士団長さんが誰も出てきてくれなくて場が冷めるとこだったから。


「では、君、どのような神器を持っているのか教えてくれるか?」


「私の持っている神器はこの刀です。」


へぇー委員長の神器は刀なのか。まぁ大事なのは能力だから。


「刀の神器か。ならば私と近接戦をするということだな。」


「さて、それはどうでしょうか」


「よし、お互い構え!」


騎士団長が剣を委員長が刀を構えた。


「始め!」


その合図とともに騎士団長が委員長に向かって切り掛かっていった。


「すまないが一撃で終わらさせてもらう!」


そう言って騎士団長が剣を振りかぶって思いっきり振り下ろした。


「んっ、なに!」


しかし委員長はそこにはいなかった、、、、わけではなく、

委員長が刀で攻撃を弾いた、、、、、、、、わけでもなく、

騎士団長が倒された、、、、、、、、、、、わけでもなく、

騎士団長の剣を委員長が手に持っていた。

、、、どういうこと?


「私の神器の能力は幻想を見せるというもの。まだ上手く使いこなせていないので、何だもいろんな幻想を見せることになってしまったけれど、初めから私は騎士団長の後ろにいて、騎士団長が倒された幻想の時に剣を奪いました。」


「つまり、私は最初からただの幻影に向かって攻撃していただけどいうわけか。私の負けだ。君には是非我が騎士団とともに戦って頂きたい。」


「分かりました。ご指導宜しくお願いします。」


流石委員長あっさり勝っちゃったじゃん。いやーでもこういう能力は僕が説明しにくいというか、作者が表現しにくいから今後活躍の場面は減るんだろうな〜


「では、次の者前へ。」


こうして次々と騎士団員とC組の皆が模擬戦を行った。結果は七三ぐらい。男子https://www.ana.co.jp/ja/jp/internationalはほぼ全員勝利して、女子がところどころ負けてる感じ。そんなこんなで残りは僕とモーブの二人だけとなった。


「さて、次の者前へ。」


さて、一番最後は印象に残りやすいが、僕の能力はパッとしないから大トリはモーブに任せるとしよう。


そうして僕は前に出た。


「私の対戦相手は君か。君はどのような神器を持っているんだい?」


そう言う僕の対戦相手は二十代後半くらいの盾持ちの騎士団員だった。


「僕の武器はこの弓矢です。」


「そうか、ならばちょうどいい。私はあまり攻撃を得意としていない。そこで制限時間内に私を倒すことが出来れば君の勝ちということでどうだろう?」


「別に構いませんよ。僕もそちらの方が好都合です。」


そうして僕らの特殊な模擬戦が始まっ、、あっもう文字数が1300になっとるやんけ。ってことで、この続きはまた次回に。

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