第4話 俺は何処に逝くのか?

あの世に逝く際、よく言われたのが

「三途の川」

あれ?


俺はそんな川、渡ってもないぞ。

いや、これから渡るのか?


まだ、現世に留まっているに過ぎない俺。。


ジャンに恐る恐る尋ねてみた。

「俺はこれから何処に行くんだ?」


記憶はあり、最後自分の帰るべき神々様の所に逝くのは理解している。


だが、まだまだ、現世に未練もある。


そんな俺がいきなり、最終的な神々様の元へなんて帰れるはずない。。


そう、思っていた。


するとジャンからの回答は次のようなものだった。


「個人、様々だが、人によれば、階層には行かず、直ぐに帰るべき神々の元へ帰る人もいる。


それは、日本人だから日本の神々とは限らない。

世界には、様々な神々がおり、自分の魂がどの神々の管轄なのかによる。


日本人だが、魂はキリスト様の管轄だったり、仏教の仏様の管轄だったり。様々だからな。


で・・・ひおりは。。

俺達が迎えに行った事からも、急ピッチで本来の自分に戻る作業がなされるとなると、急ぎ、こちらでの仕事が待っているわけだな。


転生するのも、神々からの司令だったんだろうし。。」


司令?・・・とは?

あと、、、仕事?、、、?


ジャン「お役目、使命・・・かな。


仕事は・・・まぁ、そのうちにわかるだろう。。」



なんか、恐るべしだな。。。


普通はさ、現世が自分のいる場所だろう。。俺達、現世にいる者からしたら。。


いや、、どうなるんだ?

俺は・・・?


ジャン「まぁ、安心してたらいい、地獄には逝く事はないから。」


地獄〜っ!!、、勘弁してくれよ、、

そんな悪さしてないつもりだぞ!


いや、知らず知らずしてる可能性はあるかも・・・


ジャン「おい、おい・・・。。」


いったい、、どうなるんだ?

俺は・・・。。。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る