【火曜日 08:34】いじめっ子が再婚で義妹になったのだが、義妹の父親が俺の母親を殺害した。

第10話

今日はバイトの帰りだった。

　「お前、最近甘寧と仲良いみたいだけど何があったんだよ」

捕まってしまった。付けられて居たのだろうか。

　「特に・・・ないよ」

「嘘つけ！！」

「・・・本当になっ！」

拳を入れられた。

　さらに蹴り、タックル。

　数日振りにボコボコにされた。

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　「ただいま」

「おかえり、優ってどうしたの？？」

　おじいちゃんが返事をしてくれる。

　「大丈夫だよ、おじいちゃん慣れてるから」

「いや、そんなわけが無いだろう。明らかに殴られるてし、いつもこうだったのか？」

「そうだけど、大丈夫。あと本当に問題にはしないようにして欲しい。万が一問題になったら、甘寧さんも問題になるから」

「でなぁ、」

「俺が耐えるだけだから」

「そんなの見てなにもしないわけには」

「そうして、欲しい。お願いおじいちゃん」

「・・・っ、わかった。ただ本当に大変になったら言うんだぞ」

「うん」

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　部屋に入ると、

　「甘寧さん？」

「優！！」

　 俺を抱きしめる。

　「予定より遅いと思ったら、また。誰にされたの？ねぇ」

「克樹くんと・・・」

「そんなぁ」

「でも・・・ほら、俺慣れてるし。問題にはしないようにお願い。警察にもそれで頼んだから」

「・・・優」

　正直、甘寧さんは他の人も虐めてたことがある。まぁすぐに俺に変わったからいいけど、もし今回のがきっかけに虐めを発言してくれる人が居たら問題になる。その人には大変申し訳ないが、俺には甘寧さんの方が大切だ。

「・・・良いから、それより、お腹空いたでしょ。ご飯作るよ」

「・・・うん」