アテネの官職の手当

 色々、お金の単位が出てきますが、1ドラクマあれば1家族が1日食べていけて

1オボロスは奴隷1人1日の賃貸料に当るそうですが、奴隷の賃貸料って言われてもよくわかりませんが、引用します。



 もともとポリスの役人というものは、名誉職であって、無給が原則であった。これは古い共同体的伝統であって、共同体のための仕事は、共同体成員にとっては、それだけ共同体から期待されている証拠であり、従って社会的な名誉であった。しかし民主化が進み、国事多忙となるにつれて、手当の支給が必要となった。アリストテレス『アテネ人の国制』に記されている4世紀の主な諸手当の額は、


 通常の民会手当  1ドラクマ

 主要民会の手当  9オボロス

 陪審員手当    3オボロス

 一般評議員手当  5オボロス

 当番評議員手当  6オボロス

 アルコーン手当  4オボロス


 アテネの貨幣単位は、6オボロスが1ドラクマ、100ドラクマが1ムナ、60ムナが1タラントンだった。


  奴隷の賃貸料って一体??


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