応援コメント

アテネの没落」への応援コメント

  • 事実関係を抜かして分かりやすさだけを強調するなら、こんな感じです。

    アテネはペルシア戦争に大きく貢献して、周りのポリスを自分の勢力に引き入れましたが、次第に周りのポリスに対して支配的になっていったんですね。
    ただ、周りのポリスも自分の立場があるので、アテネにあれこれ命令されると不満も溜まってくる。そもそも自分のところに不利な命令もしますし、上納金も取られますし。

    ということで、アテネに不満をもつポリスがスパルタ側に動いたりしてペロポネソス戦争がはじまりましたが、これが長続きするうちにアテネは何のために戦っているのか分からなくなってきました。
    ペルシア戦争にはアテネの存続がかかっていましたが、ペロポネソス戦争は開始時点ではアテネの存続とは全く関係ない話でしたので。

    時間が経つうちに更に分からなくなってきて、簡単な分かりやすい解決策を求めようとしたり、内部批判しているうちに弱くなっていった、という経緯を辿りました。

    作者からの返信

    丁寧でわかりやすい解説をありがとうございます!

    >ペロポネソス戦争は開始時点ではアテネの存続とは全く関係ない話でしたので。

    時間が経つにつれて更に分からなくなってきて、アテネの没落となるわけですか。

    川野遥さまはやはり歴史にお詳しい方だったのですね。

    御作「戦場達の聖典」は叙事詩的な文章に興味を惹かれ、拝読させていただいたのですが、難しくて途中で挫折しました。また、気力のあふれている時にでも再挑戦できるといいなぁと思います。

  •  杜若狐雨さまのコメントを拝読して、おっしゃるとーり、とひたすら感心しています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    私は杜若狐雨さまのコメントに圧倒されてしまいました。
    この辺の歴史は頭の中で整理がつかないです。
    『ギリシャ物語』の時代もそろそろですよね。
    もう一度、読み返させていただいたら新しい発見があるかもしれないと思っています。