第60夜
久しぶりに、風邪をもらいました。
去年は酷い扁桃腺炎になり、3日間食事が出来ませんでした。
ほぼ1年、大きく体調を崩すことなく来れたのは精神的な面が大きいのかな。
実母のヒステリックな面に晒されて、ただその日を怒られないように必死だった幼少期。
そのまま、ただただ周りを不快にさせない為に我慢して気を使って、耐えられなくなって爆発してた10代から30代。
最後にもー無理!ってリセットしたのは、昨年の11月初め。
とある出来事からの波状で、それまで友人だと思ってた人達を何人か信じられない!となってしまったから。
正直に言うと、今でも人を信じるのは怖い。
だから、大事な人にも問いかけたりする。
「3回くらい聞いてない?」って言われて、確かに聞いてるな…って思った。
今年の春。G.W.前に会った後。
(会って貰えてはいるし、G.W.ついて行く約束もしたけれど。正直な話、どう思われてるんだろう?)って、強烈に疑問に思った事がある。
今も、ふと思ったりするけれど。
最初に会った後に言われた事を思い返して、考えないようにしている。
ソレを考え出したらキリが無くなるし、自分が『死後も一緒にいる』て決めたのを否定する事になりそうで。
それに、そんな重い決意も、「ちゃんと(考えて)でしょ」って言ってくれたし。
ちゃんとどころか、ずっと考えてる。
自分にとてつもなく自信がなかった。
自分の考えもだけど、それ以上に自分の存在に自信も価値も見い出せなかった。
だから、嫌われたくなかったし皆に好かれなければならないと思ってた。
周りが求める「私」を察して演じて、気を使い我慢をしてた。
心の中ではオドオドビクビクしているのに、それを悟られないように精一杯背伸びして強がっていたな。
…今じゃ、考えられないけど。
ウチは弱い。すぐ凹むし、頭の中に浮かぶのは不安ばかり。そういう時は、やりとりしたのを見返してる。同じ事は何度も言わない、って聞いたような気がするから。
「弱音は吐くものだから我慢しなくて良きよ」「飾らない素の方が好きだから大丈夫だよ」
読み返すと、(あ、ちゃんと言ってくれてたな)とか(これ、嬉しかったな)って思い出す。
ウチの不安は大事な人に対して不安ではなくて、自分が今まで経験してきた人間関係のトラウマからくる不安。むしろ、大事な人には安心を貰ってる。毎回書いてるけど、言葉じゃなくて行動で表してくれてる。
「言葉と行動が伴わない人はダメよ」
「自分から会いに行きたい人が良い相手よ」
お世話になってる先生の言葉。先生は、高校生の時に一目惚れして相手に猛アタックしたらしい。ある意味根負け(?)したお相手とは、結婚して20年以上経つ今でも休みが合えば一緒に出かけたりしている。
そんな先生が言ってくれてたのを、ウチは大事な人に出会ってようやく理解した訳です。
自分から会いに行くとか、そのために今まで苦手だった事をやってみたりだとか。本当に、自分でもびっくりする。
自信のなさから来る不安も、(好きだなぁ)って思うと(好きなんだから良いじゃん)で消えてしまう。大事な人の存在は、ウチにとって本当に大きい。
今回の風邪は、酷くならずに済みそうです。
会えるまで、後32日。
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