第58夜

急にフッと、自分の「好意」の大きさ・重さに『押しつけになってないか』と思う事がある。


どこぞの誰かが「重さに耐えられなかった」とか言い捨てたのを、気にしてるのだ。


自分の気持ちが重いのは自覚している。

けど、好きなんだもの。


押しつけたくない、負担にはしたくない。

上手く言えないけど、困らせたくないのだ。


…染み付いてるなぁ、相手の事を伺いすぎる癖。「気にするだけ無駄」って言ってくれて、確かにその通りだなと思った。

好意だけに限ったことじゃないし。


相手の表情や声のトーン、些細な文面の違いで読み取ろうとしてしまう癖。

よく言えば、周りが見えてる・気遣いが出来てるんだろう。

気を付けなければ、それこそ無意識にしてしまう。

大好きで大事な人には、聞くようにしてる。

大概、自分の考えすぎだから。


悪い方に考えるのと、自分責めしてしまうのは気を付けよう。

物心着いた頃には身についてたから、直す!辞める!ですぐ変わるものではないし。

気をつけていって、徐々に抜けたらいいな。

自信のなさは、そこから来てるんだと思うから。逆かもしれないけど。


それでも。

大好きで大事な人の事は、重いと自覚するくらい大好きで。それは相応の覚悟を持ってる。

(こういうのが重いのかな)

中途半端に想ってるんじゃないって、言いたいのです。



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