第35夜
毒親は「状況の決定権」だけでなく、解釈権も握っていて、都合が悪いと
「お前(子)が間違ってる」
「お前(子)の頭がおかしい」
と解釈して否定する。
こうした日常(否定と叱責)の積み重ねで自分の感じ方を信じられなくなる毒親育ち。
親(相手)の解釈=相手にどう思われるかが異常に気になる。
まだ、抜けてない(解毒出来てない)部分もある。
上記の状態が長く続いたが為に、拗らせている。
大好きな人の処にいた時にソレが発動してしまって、転がるようにマイナスな思考になってしまった。そうじゃないって思うのに、思考が止められない。2人自分がいるみたい。
挙句、「くっついて欲しくない時は言ってね」って口に出てた。
あの時、「くっついていい?」って言いたかったのに。
膝枕でスマホを触る、大好きな人の髪を撫でるのが至福。ずーっと撫でていたい。
一緒にいた間に、すっかり餌付けもされて。
帰ってから、大好きな人が作ったごぼうサラダと牛肉とごぼうの煮物が食べたくて作ってはみたけど。
やっぱりちょっと違うので、早くもホームシック(?)みたいになっている。
…焼売もミートソースパスタも美味しかったな。
なにしろ一緒に買い物行ったり(子以外と)、料理したりの経験が初だったので緊張してた。
大好きな人からしたら「今更?」とか言われるかもだけど。
自分の中で初めてな事を、大好きな人と出来るのが嬉しい。
ちゃんと伝えたいのに、言葉にすると「大好き」にしかならなくて。
文章だと書けるのに。
ちゃんと、話せるようになりたいなぁ。
顔を見て、手を繋いで、一緒にいる。
それが物凄く、幸せ。
どうやったら、伝えられるかな。
ただただ、一緒にいられたら嬉しいし幸せ。
あ、水族館はいつか一緒に行きたいな。
大好きな人の大好きな場所。
やっと、毒親からもクズ旦那'sからも解放される気がする。
トラウマは、簡単には消えないけど。
大好きな人がくれる安心は、それを段々と癒してくれている。
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