第3夜

うーん。

本当に、恋愛には向いてないと思った。

自分から相手に「好き」と言った覚えがない。

初恋、も解らない時に

近所に住んでた【たっくん】と「大人になったら結婚しよーねー」などと、幼子定番の口約束をした事はあった。

13になる年の春。

同じ町内に住む1つ上のヤンキー(古)に、無理やり奪われたのが初体験というやつで。

16で初めて彼氏と言う相手が出来たけれど、自己中な上に暴力振るう奴だったし

28で2人目の彼氏が出来たけど、女にだらしのないこれまた自己中な男だった。

38の時知り合って、うちに「好き」だと言ってきた人が2人いたけれど。

2人とも既婚・子持ちだった。

…隠しても解るから。勘は、働くので。

前話に出てきたクソ野郎は41の誕生日の1ヶ月半前に知り合った。

…こうやって書いてみて思ったけど、違和感て大事デスね。

まぁ、全員の共通項は

〖時間にルーズ〗

〖自意識過剰〗

〖度を超えた他力本願〗

〖話し合いが出来ない(事実の湾曲)〗

ですかね。


本当…話し合いが出来ないのは致命的。

話し合いが出来ない=話を聞いてない

なんだよね。

それって、結局<相手を視てない>んだと思うのね…。

↑2人目以降はコレ。

やたら自信家なのも謎。


で。

本題。

今、仲良くしてくれてる男性は。

ちゃんと話が出来るし、話したことを覚えてくれてたりする。

北の方に住んでる彼と、日本の真ん中に近い位置に住んでる私。

電話で話したことはあれど、実際に会うことはないだろうな…と思っていたし。

思い込もうととしてたし。

『友達として』仲良く出来たら、嬉しいなくらいに思ってた。

それが、まさか。

「俺の事好きー?」

って聞かれるとは思いもよらなかった。

[友達として、仲良く出来たら]

「SNSで知り合ったヒトとは会わない」

そう言っていたので、会うことは無いだろうな…と思った。

それが、その年の12月に会う事になるなんて。

そして、うちを変える人になるなんて。

誰が知り得たと言うんだろう。


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