第16話
協会から出た俺は一路自宅の在る神奈川県へ………とは行かず
又もや森林ダンジョン前広場にやって来ました…………
それは何故かと言うと、
協会を出た直後に田中さんから電話があり、南さんと小鳥さんに電話口で散々説教され、来るように言われたからである、
田「やぁ真依琉くん今朝ぶり」
小南「「…………」」ジトー
わふっわふっ×2
わふぅわふっ×2
小「真依琉さん酷いです……」
わふっわふっドヤー×2
Σ(゚д゚lll)ガーン×2
2人はまだ怒っているようだ
真「だって俺は名前付けただけだし、テイマーじゃ無いし、
テイムした訳じゃ無いし、ちゃんとテイムした人って言ったら、南さんと小鳥さんかなぁって?」
小南「「…………」」ジトー
真「ほっほら、ドロップ品の鑑定もしないと行けないのに、直ぐに浜松に行けとか言うし……此方も此方で大変だったんですよ!
支部長に呼び出されて、犯罪者見たいな扱いされて、最後に支部長が救急車で搬送されて、本当に大変だったんですから!」
南「犯罪者?」
小「搬送?」
田「えぇっと真依琉くん、この半日で一体何が在ったのかな?何か聞くのも怖い気がしなくも無いんだけど……」
小「気に成ります、私、凄く気に成ります!」キラキラワクワク
南「真依琉くんは歩くトラブル製造機なのかしら?」
真「ぐっ…ひっ人をヒューマノイドタイフーン見たいに言わないで下さい!」
南「あら?まだあれの方が100倍はマシよ!だってあれは、漫画やアニメだもの!」
真「ぐはっ」
真依琉はその場に崩れ落ちた
ポフポフ×4
わふぅ×4
小「其れで真依琉さん?協会では何が在ったんですか」キラキラ
田「あっそれ聞いちゃうんだ!聞いたら後悔しそう何だけど」
南「でも私も気には成るわね」
田「はぁぁ此処では何だし、話は車の中で移動しながらで良いんじゃないかな?」
真「車で移動?」
南「そうね車に行きましょう」
小「そうですね!行きましょう真依琉さん」ワクワク ガシッ
真「えっ?ちょっと小鳥さん引っ張らないで」
小「リンちゃん達も行きますよ」
わふっ×2
わふぅ~×2
小「???」
講して俺は半ば無理やり駐車場に連れていかれ、車に乗せられたのである
乗せられた車は古いタイプの三〇デ〇カ、(決して黒塗りのハイエ〇スでは無い)
運転席に田中さん、後部座席に俺達右側から南さん俺小鳥さんの順で2人に挟まれる形で座っている、
従魔の4匹は最後部の座席でわちゃわちゃしている、
俺も後ろに行きたい
真「あのぉ少し狭いので俺は後ろに」
南「真依琉くんには色々聞きたい事が在るから、少しお話しましょうか!」ガシッ
小「そうです!お話しましょう!」ワクワク ガシッ
真「う"っ…………」
南「其れで?協会では何が在ったのかしら?詳しく聞かせてくれる・わ・よ・ねっ!」
真「えぇっ…………話さないとダメですか?」
小「ちゃんと話してくれますよね?真依琉さん」キラキラワクワク
真「はぁぁ分かりましたよ」
俺は協会での出来事を全て話した
田「あはは聞かなければ良かったよ」
Zzz×4
南「……幻の極上ボア肉……」
小「凄いです真依琉さん」キラキラ
真「今更なんですが?何処に向かってるんでしょうか?」
田「本当に今更だねw行先は浜松統括支部だよ!」
真「ははやっぱりですか!」
南「遅くなっても大丈夫な様に、向こうで宿の手配はしてくれて居るわ」
真「向こうで一泊ですか……」
田「一泊で済めばいいね!」
真「う"ぇっ!どう言う意味ですか?」
小「それは真依琉さんの説明しだいだと思います」
南「真依琉くん次第では無く、協会次第かしらね?」
田「多分だけど、森林ダンジョンで実際にやって見ろって言い出しかねないね」
真「それは無理が在るでしょ!遭遇率が低いから、レアモンスター扱いされて居るんでしょ?其れこそ半年通って遭遇した事が無い人も居るんですよ此処に…………」
小「ムッ酷いです真依琉さん」
南「でも事実よね!まぁ私も遭遇した事は無いのだけれど」
真「そんなの実演なんて、下手すれば年単位で拘束去れるって事じゃ無いですか!」
小「でも、お肉のドロップの方は直ぐ済みますよね!」
南「極上ボア肉の方は聞かれない限り言わない方が良いわ!
其れこそ、年単位処か一生拘束され兼ねないわよ!」
真「い"っ!分かりました、言わないでおきます」
小「でも不思議ですよね?ゴブリンの魔石すらドロップした事が無いと言っていた真依琉さんなのに、ボア肉のそれも極上ボア肉がドロップするんですから」
真「う"ぐっ…………」
南「そうね!やっぱりスキルのせいなのかしら?」
真「スキルのせい……?」
南「えぇ強運は運が1.5倍に成ってドロップ品の質が良くなるのよね?」
真「そうです」
南「その質が良くなるって言うのが、問題なのじゃぁ無いかしら?」
真「質が良くなるのが問題?」
南「えぇ1~2階層のゴブリンは魔石しかドロップしないわ、そしてゴブリンの魔石の質は上異種以外は全部が同じなの、質が良く成りようが無いのよ!」
真「質が良く成らないからドロップしないと…………」
南「えぇその可能性が高いと思うの」
小「えぇっと真依琉さんは狼も倒したんですよね?狼から魔石はドロップしましたか?」
真「……してないですね……」
小「それじゃ今度一緒に他のダンジョンで試して見ませんか?」
真「でも……俺はまだレベル1なのでFダンしか入れませんよ?」
小「それは大丈夫ですっ!私達とパーティーを組めば、真依琉さんもEダンに入れますっ!」
真「そうなんですか?其れならお願いしようかな」
(やったぁ)グッと心の中でガッツポーズを取る小鳥であった
南「流石にお腹が空いてきたわねぇ、何処か適当なお店は無いかしら?」
田「もう少し先に丸囓り漫画肉が在るみたいだけど、そこで良いかな?ペットや従魔も入れるみたいだし」
南「私は構わないわ」
小「私も其れで良いです」
真「俺もそこで良いです」
田「じゃあ後5~6分で着くから」
小南「「了」」
真「えっ?あっ了」
小「そう言えば?安田さんはどう成ったんですか?」
田「あぁ安田かぁアイツは前にも数回セーフティーエリアで問題起こしてるから、クラン明けの明星で1ヶ月間の強制労働らしい」
小「強制労働?警察には行かなかったんですね?」
田「警察に突き出されて前科が付くのと、1ヶ月間の強制労働との二択で迷わず強制労働を選んだそうだよ」
南「まぁそうよね!武器を抜いたのだから完全な殺人未遂よ、最長で
前科も付かず1ヶ月間の強制労働で済むなら、誰でもそちらを選ぶわ」
田「此れで懲りてくれれば良いのだけどね」
小「あの人はこの位で懲りる人じゃあ無いと思います」
田「あはは安田には辛辣だねぇ小鳥遊さんは」
真「良くセーフティーエリアの出入り禁止に成りませんね?」
南「そうねぇ明けの明星が管理していると言っても、彼等の土地って訳では無いわ、勝手に彼等が柵を作って捜索者が安全に捜索が出来る様にしただけだもの!
もし出入り禁止にしてその捜索者に何かあれば、協会やマスコミに叩かれるのは彼等よ!
だからそう簡単に出入り禁止には出来ないわ、
でもそのお陰でこの数年は遭難者が減ったのだけれど、トラブルも増えたわね」
田「さぁ丸囓り漫画肉に着いたよ」
着いた先はテレビで見たことの在るドッグランの在る犬カフェ見たいな造りのレストランだった、
南「半分がテラス席に成っているのね」
店員「いらっしゃいませぇ当店のご利用は初めてですか?」
南「えぇそうよ」
店員「そちらのワンちゃん達は首輪もリードも無いようですが?」
小「この子達は私達の従魔です!従魔にも首輪とリードは必要なのですか?」
店員「えっ?従魔?えぇっと…ペットのトイプードルじゃあ無いんですか?」
真「モンスターのスモールレッサーコボルトですが?」
店員「どう見ても只のトイプードルですが!」ジトー
真「どうします?何か疑われてますけど?」
田「証拠でも見せれば良いんじゃ無いかな!」
真「此処で魔法でも使わせます?」
店員「えっ?」
南「信じて無いのなら仕方が無いわよね!真依琉くん見せてあげたら」
真「そうですね!フェン」
わふっ
店員「ちょちょちょっと待って下さい!店の中で魔法何か使われたら困ります!」
真「じゃあどうやって証明しろと?」
店員「わっ分かりました、ご案内します、此方の席へどうぞ」
そうして俺達は案内された席に着いた
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